【日光市】田園の中のひまわり畑いよいよ満開!地域の皆さんの育てたひまわりは一部持ち帰り自由!
日光市和泉地区。のどかな田園風景の中に、毎年、絵のように美しい ひまわり畑が出現します。地域の皆さんが大切に育ててくださった ひまわりの花、今年も元気に見事に咲きました! ひまわりの花は撮影はもちろん、なんと持ち帰りも自由! 今年は景観を考慮して、摘み取りエリアと鑑賞エリアに分かれています。新しくベンチも整備されて、ひまわりの花を見たり摘んだり、のんびりと過ごせそうです。
日光市和泉地区・泉ネットワークの皆さんが育てるひまわりの花
2016年から毎年、この美しいひまわり畑を見せてくれているのは、地元・日光市和泉地区「いずみネットワーク」の皆さん。
休耕田を利用して、毎年6月に種をまき、見事なヒマワリを咲かせてくださっています。
摘み取り専用畑では無料で摘み取りができます!
昨年までは「景観にご配慮ください」との立札がありましたが、今年は摘み取り禁止畑と摘み取り専用畑に分けられています。
摘み取りは景観に支障をきたさない、奥の畑で行います。こうしてはっきりと分かれていると、摘み取る時に悩まずにすみますね。摘み取り専用畑には、ハサミも用意されています。
ひまわりの花のこと、あれこれ調べてみたら面白い!
ひまわりというと「向日葵」の字の通り、太陽に向かって咲いている…というイメージがありますが、実は太陽を追いかけるのは蕾のころまで。完全に花が咲くと向きが固定され、大概は東向きに固定されるそうです。地図を見てみると、確かに!みんな東を向いていますね、
ひまわり畑の北西から南東はJR日光線が走っているので、電車が通ると、満開の ひまわりさんたちが、みんなで電車を見ているように見えます。 ひまわりさんたちのおしゃべりが聞こえてきそう! 電車の運行時刻に合わせていくと後姿のひまわりさんたちと電車のコラボ写真も撮れますよ。
ひまわりの花はキク科の花。キク科の花は、一つに見える花の中にたくさんの花が集まってできているのだそうです。ひまわりの外側の黄色い花びらに見える部分は「舌状花」で、花の中央の部分には小さな「筒状花」が集まっています。
筒状花の真ん中の細かい模様に見える部分は筒状花のつぼみの部分。
舌状花は雄しべが無く雌しべも不完全で種を作れませんが、小さな筒状花の一つ一つには雄しべと雌しべがあり、それぞれの筒状花が種を作ります。舌状花は種を作ることはできませんが、受粉をするために虫にアピールする役目を持っているのだそうです。2種類の花が助け合って、種を作るシステムもすごいなあと思います。
ひまわりの花を花瓶に入れると、ゴッホの絵のよう!
筆者は今日は6本のひまわりの花を頂いてきました。なかなか上手に生けられませんが、それでも花瓶に入れるとゴッホの絵のよう!
暑くてヘロヘロになっている毎日ですが、玄関のヒマワリを見ると思わず笑顔になって、元気をいただけます。みなさんもぜひ、いずみネットワークのひまわり畑に、元気と笑顔をもらいにお出かけくださいね。いずみネットワークの皆さん、今年も美しい景観と美しいひまわりの花をありがとうございます!
いずみネットワーク ひまわり畑
住所:栃木県日光市和泉282−2
駐車場:あり
MAP: いずみネットワーク ひまわり畑
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