大谷が41本目のホームランを打ち、打点トップのオズーナに並ぶ。リンドーアは2打席連続ホームラン

8月24日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、前日に続いてホームランを打った。
ここ2本のホームラン、シーズン40本目と41本目は、グランドスラムと2ランだ。2試合で計6打点を挙げ、シーズンのトータルは94打点。リーグ・トップのマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に追いついた。オズーナは、ここ4試合とも打点を挙げていない。ホームランは、大谷に4本差をつけられている。
今シーズン、20本塁打以上の選手は、以下のとおり。

テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)は、27本目のホームランを打ち、昨シーズン全体の本数を上回った。自己最多は、2021年の32本塁打だ。
ブレント・ルッカー(オークランド・アスレティックス)は、30本塁打に到達し、昨シーズン全体の本数に並んだ。昨シーズンと今シーズンのここまでを比べると、打率が.246→.289、出塁率が.329→.366、OPSは.817→.935。昨シーズンのブレイクを一過性に終わらせることなく、持続させている。
フランシスコ・リンドーア(ニューヨーク・メッツ)は、2打席連続のホームラン、グランドスラムとソロにより、2シーズン連続の30-30まで、あと3本塁打と5盗塁に近づいた。昨シーズンは、31本塁打と31盗塁を記録した。
ただ、リンドーアがMVPを受賞する可能性は、大谷がいるため、かなり低そうだ。これまで、メッツの選手がMVPに選出されたことはない。アリゾナ・ダイヤモンドバックスとタンパベイ・レイズも、MVPは皆無だが、この2チームは1998年に誕生した。レイズは、2007年までデビルレイズだった。一方、メッツは、1962年が最初のシーズンだ。
ちなみに、1962年以降、ドジャースでは、6人がMVPを受賞している。1962年のモーリー・ウィルス、1963年のサンディ・コーファックス、1974年のスティーブ・ガービー、1988年のカーク・ギブソンに、2014年のクレイトン・カーショウと2019年のコディ・ベリンジャー(現シカゴ・カブス)がそうだ。彼らのうち、1963年のコーファックスと2014年のカーショウは、サイ・ヤング賞にも選ばれた。