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【千葉市】街を新しい視点で見ることで毎日が少し楽しくなりそうな“別視展”ワークショップ in 西千葉

sayaエリア情報ライター(千葉市)

普段見ている景色を別の視点で見てみよう、というワークショップが西千葉で開催されています。
ワークショップで撮影した写真に、撮影した本人が別視点からのストーリーを添えたものを後日展示する、という面白い試みです。

街を歩き写真を撮る、ワークショップの初日に参加してきたので、その様子をご紹介します。

西千葉の中心部=Heso.からスタート

集合は西千葉駅から徒歩5分ほどの場所にあるHeso.というスペース。その名の通り、色々なお店が並ぶ西千葉のおへそとも呼べる場所に位置しています。

ワークショップは参加者の自己紹介、そして注意事項の説明などのガイダンスを受けたのち、各自西千葉の街を歩いて別視点から見た写真を撮影します。

西千葉は文教エリアなので、学生さんの参加が多かったです。
西千葉は文教エリアなので、学生さんの参加が多かったです。

西千葉エリアの地図が印刷されたワークシートを持って出るので、どのあたりで撮影した写真か、何を感じたかなどをメモしながら散策すると良さそうです。スマートフォンで撮影する場合は撮影データに位置情報をつけておくと後で振り返る時に楽ですね。

西千葉エリアの地図。Heso.からの所要時間が書いてありとっても親切。
西千葉エリアの地図。Heso.からの所要時間が書いてありとっても親切。

想像力を膨らませてストーリーを考える

ストーリーを作るにあたってのルールはひとつ。

「ほんとのことだけは言わない」

全部空想でオーケーなのです。
たとえば、この写真。この四つの穴は一体なんだろう……?

普通に考えれば排気口でしょうか。
普通に考えれば排気口でしょうか。

この穴、小動物の巣だったら可愛いなあ。いやいや、もしかしたらとてつもなく強烈なにおいが吹き出してくることだってあるかも……?

そんな思いつきもメモしながら街の写真を撮り、集合場所に戻ったあとは参加者同士でシェアをします。
同じ風景を切り取っても人によって想像するものが違う!といった発見や、他の参加者の方の限りなく広がる想像力に感動したりと、筆者はシェアに夢中になってしまい写真を撮りそびれました。ワークショップの様子は記事の最後にあるイベントのInstagramでも見ることができますよ!

作品は11月の展示会で展示されます

写真にタイトルとストーリーをつけて提出すると、11月に開催される「別視展」で展示されます。作品の撮影地点もわかる範囲でマッピングされるようなので、展示を見たあとで現地に足を運んだり、同じ風景に対する参加者ごとの解釈の違いを楽しむこともできそうです。

わたしもたくさん撮った写真を見ながら、どんなストーリーをつけようかとニヤニヤしています。

入り口に折りたたみイスを置いてあるスペースが、集合場所であり来月の展示会場になるHeso.です。
入り口に折りたたみイスを置いてあるスペースが、集合場所であり来月の展示会場になるHeso.です。

普段何気なく通るだけの道でも、ちょっと視点を変えるだけで新しい発見やクスッと笑ってしまうような想像があるんだなと気付くキッカケになりました。

こちらのワークショップは明日14日にも午前・午後の2回開催されます(内容は同じです)
土曜日なので、ご家族で参加して西千葉の街を撮るのも楽しそう!気になった方は是非Instagramをチェックしてみてください。

別視展 ーいつものまちの新たな見方ー

ワークショップ:10/14(土) 10:00-12:00 / 13:00-15:00(内容は同じです)
展示会〈別視展〉:11/11(土),11/12(日)

場所:Heso.(千葉市稲毛区緑町1-22-10 中号室)
*ワークショップの集合場所および展示会の会場になります

Instagram:別視展 ーいつものまちの新たな見方ー
*お申し込みフォームはInstagramプロフィールにリンクがあります

エリア情報ライター(千葉市)

生まれも育ちも千葉県、川を越えて千葉県に入ると思わずホッとしてしまう生粋の千葉県民。カフェでのんびりする時間や散歩、写真撮影が好きです。素敵なお店や季節の移ろいをお届けできたらと思っています。

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