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千葉公園の秋を感じる【千葉市】

sayaエリア情報ライター(千葉市)

夏の暑さが落ち着いたかと思えば、もう冬かと心配になるほどの冷え込み。朝晩の冷たい空気が肌を刺し、夏の名残りはすっかり遠のいてしまいました。そんな中、わずかな秋の気配を求めて千葉公園へと足を運びました。

公園に入ると、真っ赤に染まったもみじや、黄色く色づいたイチョウの葉が、秋の訪れを静かに告げてくれます。まるで自然が描いた絵のような景色に、思わず足を止めてしまいます。木々のふちにはかすかに葉っぱが揺れ、秋の風が静かに公園を彩っています。

ボートは12月から冬休みに入ってしまいますが、暖かくなったらぜひ乗ってみてください。30分200円の気軽さが魅力です。以前利用した時にボート乗り場の近くでうまく漕げずに右往左往していると、係のおじさんが的確に指示をしてくれました。

千葉公園の中央に位置するグラウンドは、雨水を貯える施設を作るため工事を行っており閉鎖されています。昨年には大雨で千葉公園が浸水したことも記憶に新しいので、施設の完成で被害が軽減すると良いですね。

モノレールの千葉公園駅のすぐそばにある芝生広場。写真を撮影したのは平日なので人はまばらでしたが、日差しが暖かい休日には、シートを広げてくつろぐ人たちの姿がありました。少し茶色くなった芝生は休眠期を迎え、冬の訪れを静かに待っているようです。枯れ葉がところどころに散らばり、公園全体に静かな季節の変わり目を感じさせてくれます。

秋の名残りを感じながら、これから近づく冬をちょっとワクワクして待つ。そんな、少し切ない気分の公園散歩。空気はすっかり冷たくなりましたが、まだ残っている秋の気配をぜひ感じてみてください。

千葉公園
〒260-0045 千葉県千葉市中央区弁天3丁目4-8
JR・千葉都市モノレール千葉駅 千葉公園口より550m
千葉都市モノレール千葉公園よりすぐ
駐車場:モノレール側・TIPSTAR DOME向かいに有料駐車場あり。60分300円、24時間最大料金700円。30分以内の利用は無料

エリア情報ライター(千葉市)

生まれも育ちも千葉県、川を越えて千葉県に入ると思わずホッとしてしまう生粋の千葉県民。カフェでのんびりする時間や散歩、写真撮影が好きです。素敵なお店や季節の移ろいをお届けできたらと思っています。

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