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【大阪・梅田】新鮮野菜の“畑ばー”とおばんざい食べ放題ランチが平日1480円

西倫世ライター(大阪市)

こんにちは、十三在住のアラフィフライターです。

今回ご紹介するのは、農家さんのもとへ通い、直接仕入れた野菜のサラダ、おばんざいが食べ放題の「都野菜 賀茂 大阪駅店」。

店名から予想できるように本店は京都。2023年11月に大阪駅前店がオープンしました。京都以外にあるのは、こちらのお店だけ!

JR大阪駅からすぐ「イチロクグルメ」

京都近郊の農家に足を運び、有機・無農薬または減農薬野菜を仕入れ、採れたての野菜を提供。サラダ野菜だけでなく、生産者から直接話を聞き、畑と野菜の状態を実際に見て、野菜が最高においしくなるよう調理した、おばんざいも並びます。

場所はサウスゲートビルディング16Fの「イチロクグルメ」フロア。地下1階、1階から直行エレベーターがありますが、大丸梅田店と同じビルなので、大丸店内からエスカレーターで向かうこともできます。

まず店の前にある順番受付・発券機で整理券を発券し、整理番号を呼ばれてから券売機でメニュー料金を支払い、入口でスタッフさんから利用方法の説明を受けてから店内へ。

【料金】
●ランチビュッフェ平日1480円、土日祝1650円
小学生は500円、小学生未満300円、2歳未満無料
●ディナービュッフェは平日1700円、土日祝1920円です。
小学生700円、小学生未満400円、2歳未満無料
※時間は無制限、満席の場合はランチ60分制、ディナー80分制
※価格は2024年9月現在・税込
<オプションメニュー>
●ソフトドリンク飲み放題(+380円)
●アルコール飲み放題(+1180円)
●京都産京丹波牛と京丹波鶏のすき焼き(+1150円)
●京都産京丹波牛と京丹波鶏のしゃぶしゃぶ(+1150円)
●ヴィーガンすき焼き(+1000円)

めずらしい野菜に出合える“畑ばー”

ビュッフェコーナーは店内の中央に。

まず目を引くのが“畑ばー”と名付けられたサラダバー。ただ生野菜が並んでいるのではなく、もやしはドレッシング和え、大根とオリーブはオリーブオイル和えと、ひと手間加えられたものもあります。野菜には農園名や品種名が明記されているのも、他にはあまりない特徴ですね。

この日のトマトはリンカという品種で、調べてみると大玉で甘い品種なんだとか。こういった学びも楽しみのひとつです。

市場にはなかなか出回らない、めずらしい野菜にも出合えるのも魅力。

私が初めて見たのは、生のまま食べられるサラダえのき。シャキシャキ食感と淡泊な味わいがおいしかったです。

京都発祥らしいドレッシング

ドレッシングも注目ポイント。西京味噌、ごま味噌、聖護院かぶら、京しば漬けと、京都発祥らしいラインナップです。

野菜とドレッシングの組み合わせを考えるのも楽しい時間です。ちなみに私はサラダえのき×ごま味噌ドレッシングがお気に入りでした。

新鮮野菜を使ったおばんざい

その日仕入れた野菜を活かしたおばんざいもずらり。自分でイチから作るにはちょっぴり面倒な“おふくろの味”を手軽に楽しめます。

ラインナップは都度変わりますが、この日のおばんざいは「山椒香るたけのこの土佐煮」、「冬野菜のはんなり和え」、「おからの炊いたん」、「自家製ポテトサラダ」、「切り干し大根のあっさり煮込み」、「春雨と野菜のサラダ」、「蓮根のきんぴら風」「豚肉と花山椒の肉豆富」、「あさりと大根のクリームシチュー」など。

オーブン料理として「シェフの特製ドリア」「シェフの特製マカロニグラタン」「旬野菜ステーキ 挽き肉と豆のミートソース」がありました。

セルフで茹でたて!揚げたて!

つくりたてのおいしさにこだわっているとのことで、うどんは茹でたてが食べやれるよう、ゆで釜スペースがあります。

フライドポテトや唐揚げは、そのままでも食べられますがフライヤーで温め直しができます。

二度揚げすると、熱々でカリカリの食感に!私は取材でいろんなビュッフェに行きますが、フライヤーを見るのは初めて。フライドポテト好きにとっては、感激のサービスでした。

ほか、この日に並んでいたのは国産ブレンド米、お母さんのお味噌汁、賀茂オリジナルカレー、ガパオライスなど。

カレーやガパオライスに好きな野菜をトッピングしてアレンジできるのもいいですね。

これだけ食べて平日1480円!

山盛りのサラダ、おそうざい7品、オーブン料理2品、揚げ物2品、ごはん、お味噌汁、肉豆腐、カレーうどんを食べて1480円(平日の場合)。

アラフィフゆえ全盛期より食べられる量が減っていますが、それでもかなりのお得感があります。

都度、新しいメニューが追加されるので、最初にたくさん盛り付けず、何度かビュッフェ台をのぞきに行ってくださいね。

ちなみにこんなに高サービス、好立地なのにもかかわらずリーズナブルな理由は、人件費を抑えているから。といっても支払いが食券制、食べ終わった後のお皿の片付けを返却口に持っていくだけなので、このひと手間でお安くなるなら、その方がいい!

21時~22時は特別料金550円

また「都野菜 賀茂」はフードロス対策として21:00~22:00(ディナー閉店1時間前)に「フードロスタイム」を設け、大人も子どもも特別料金550円で入店できるそうですよ。

フードロス削減だけでなく、その日の新鮮な野菜をその日の内に消費することで、日々新鮮なものを提供でき、また農家さんの仕入れを安定させる、三方良しの目的があるんだとか。なので通常の営業時間のような料理やサラダの追加補充はありません。

農家さんから直接仕入れる新鮮野菜の味は格別。野菜嫌いでも「ここのなら食べられる!」と言うお子さんも多いそうなので、食育の面でもおすすめです。

「最近、栄養があるもの食べていないかも」「なんだか体が重いな」など、野菜不足を感じたときは、サラダボウルもいいけれど、おそうざいもたくさん食べられる「都野菜 賀茂」でお腹いっぱい野菜を食べてくださいね。

★都野菜 賀茂 大阪駅店
(みやこやさい かも おおさかえきてん)
住所/大阪市北区梅田3-1-1 サウスゲートビルディング16F
電話/06-6486-9512
※電話受付時間15:00~18:00
営業時間/ランチ平日11:00~16:00、土日祝10:30~16:00
ディナー全日17:00~22:00
LO閉店30分前
フードロスタイム21:00~22:00
定休日/イチロクグルメに準ずる
お店のホームページ/https://nasukamo.net/

ライター(大阪市)

大阪在住のフリーランスのライター。コーヒーと甘いものが好きなので、カフェを中心に、気になるお店の情報を発信します。

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