悪くなっても症状が現れにくい"3つ"の「沈黙の臓器」-内臓の異変に気が付くためには…
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おがちゃん先生です。
今回は「悪くなっても症状が現れにくい"3つ沈黙の臓器"」を解説していきます。
今回の目次
- 沈黙の臓器ってどこ?
- 沈黙の臓器①:肝臓
- 沈黙の臓器②:腎臓
- 沈黙の臓器③:すい臓
- 沈黙の臓器の異変に気が付くために
- 動画で解説
【1】沈黙の臓器ってどこ?
沈黙の臓器とは、その臓器が悪くなったとしても、自覚症状が現れにくいという特徴からそう呼ばれます。
一番代表的なものは「肝臓」で、その他に「腎臓」と「すい臓」があげられます。
【2】沈黙の臓器①:肝臓
肝臓は、右上腹部にある大きな臓器です。
様々な働きをしていますが、代表的なものは栄養素の代謝・解毒・胆汁の生成です。
肝臓は再生能力が高いですが、炎症と再生が繰り返されることで繊維化していき、機能が低下していきます。
機能低下が大きく進行すると、だるさ・食欲低下・黄疸・皮膚のかゆみ・むくみなどの症状が現れることがあります。
【3】沈黙の臓器②:腎臓
腎臓は、腰の辺りに左右1つずつある臓器です。
代表的な働きは「尿を作ること」ですが、他にもホルモンの分泌・ビタミンDの活性化などの働きがあります。
腎臓の働きが悪くなると、タンパク尿や血尿が出ることがありますが、はっきりとした自覚症状は現れにくいです。
しかし、腎機能が大きく低下すると、尿の回数の異常・貧血・むくみ・だるさ・食欲不振などの症状が現れることがあります。
血尿も目で見てはわからない「顕微鏡的血尿」の場合があります。
【4】沈黙の臓器③:すい臓
すい臓は、小腸の入り口に抱えられるようにある臓器です。
消化をする「膵液の分泌」と、血糖値の調節をする「ホルモンの分泌」をしています。
急性的な炎症であれば自覚症状が現れやすいですが、慢性的なものだとはっきりした症状がほとんどないこともあります。
一般的な症状としては腹痛や下痢などです。
【5】沈黙の臓器の異変に気が付くために
沈黙の臓器は名前の通り「自覚症状が現れにくい」ため、定期的に健康診断を受けることが一番大切です。
また、自覚症状が現れる"前"から生活習慣を整えることも大切です。
- 塩分を摂り過ぎない…高血圧の予防
- 食物繊維をしっかり摂る…急激な血糖値の上昇を予防
- お酒を飲み過ぎない…アルコールは肝臓やすい臓に負担がかかる
- 早食いをしない…急激な血糖値の上昇を予防する
- 脂肪を摂り過ぎない…脂肪肝の予防やすい臓の負担を減らす
- ストレス解消…入浴・リラクゼーションなど
- 禁煙(受動喫煙も含む)など
全てを意識するのは大変なので、まずは自分のやりやすいものからはじめてみましょう。
【6】動画で解説
下の動画でも解説していますので、ぜひご覧ください!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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