「糖質の摂り過ぎ」ですい臓が悪くなる?-すい臓の負担を減らす食事のポイント!!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「糖質の摂り過ぎ」と「すい臓」の関係を解説していきます。
今回の目次
- すい臓ってどんな臓器?
- 糖質の摂り過ぎとすい臓の関係
- すい臓が悪くなるとどうなる?
- 最後に(すい臓の健康のために)
【1】すい臓ってどんな臓器?
すい臓は、腸の入り口(十二指腸)に抱えられるようにある臓器です。
消化酵素を含む「膵液の分泌」と、「血糖値を調節するホルモンの分泌」をしています。
膵液には、糖質・脂質・タンパク質という三大栄養素を分解する消化酵素が含まれています。
また、血糖値を下げるホルモン(インスリン)だけではなく、上げるホルモン(グルカゴン)も分泌しています。
このようにすい臓は、消化や代謝など様々な面で大切な臓器です。
【2】糖質の摂り過ぎとすい臓の関係
食事をすると、血糖値が上昇します。
すると、すい臓からインスリンが分泌されて、糖が細胞に取り込まれて、血糖値が下がります。
そのなかで"糖質を摂り過ぎる"と、すい臓から大量のインスリンが分泌されます。
しかし、"糖質の摂り過ぎ"を繰り返していると、すい臓に負担がかかるため、やがて疲弊してしまいます。
すい臓が疲弊すれば、今度はインスリンの分泌が低下して、血糖値を下げることができなくなってしまいます。
そのため、ラーメンやパスタなどの糖質を摂り過ぎてしまうと、すい臓に負担がかかるので注意しましょう。
後ほど、食事のポイントも紹介します。
【3】すい臓が悪くなるとどうなる?
すい臓が悪くなると、消化や代謝に悪影響を及ぼします。
これにより下のような症状が現れることがあります。
- 慢性的に血糖値が高くなる(糖尿病)
- 腰や背中の痛み
- 腹痛
- 吐き気や嘔吐
- 食欲不振
- 脂肪便(脂肪の混ざった下痢)など
【4】最後に(すい臓の健康のために)
すい臓の健康のためには、食事の内容や食べ方・嗜好品に気を使うことが大切です。
具体的には下のようなことがあげられます。
- 脂質や糖質を摂りすぎない
- 食物繊維をしっかり摂る(糖の吸収を緩やかにする)
- よく噛んで食べる
- お酒を飲みすぎない
- 刺激の強い香辛料を摂り過ぎない
- その他…禁煙・ストレス解消・休息など
「よく噛んで食べる」ことで、急激な血糖値の上昇を抑えることができ、結果的にすい臓への負担も減ります。
もちろん、食事の内容も大切ですが、まずは「よく噛んで食べる」ことから意識することがおすすめです。
最後までご覧頂きありがとうございました!