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子どもの得意=長所ではない!子どもの長所を伸ばすために大切なこととは?幼児教育講師が解説!

子育て勉強会TERU幼児教育講師/家庭教育アドバイザー

幼児教育講師のTERUです。

日々の子育て本当にお疲れ様です!

今日は『長所をとことん伸ばすべき!それは本質ではない!』というテーマについてお話しさせてください。

子育て勉強会TERU chより引用
子育て勉強会TERU chより引用

皆さんのお子さんの成長はどちらでしょうか?

僕は今までの経験上、

①『子どもはバランスよく育たなくてOK』

②『幼児期は1点の長所を育ててあげることが大事である』

と思っています。

それらを踏まえ、さらに重要だと思うことが次の2つです。

①幼児期は『点数が高い』と『好き』は必ずしも一致しない

子どもの長所を伸ばそうと考えると、子どもが今得意なことを中心に考えますよね。

ですが、1点理解してあげてほしいのが

『幼児期は得意と好きは必ずしも一緒ではない』ということです。

例えば「プリントなどの点数は算数が高いけど、実は読書が好き。」

こんなとき私だったら読書をとことんさせてあげると思います。

本当に見てあげるべきは『点数』ではなく『子どもの姿』です。

子どもが何に熱中しているのか、何に強い興味関心を持っているのか。

そこに子どもの突き抜ける才能があります。

それが点数として見えていなくても、そして数値化できることではなくてもです。

②長所が見つからないからといって長所を見つけることに固執する必要はない

気をつけていただきたいのは、『バランスを追い求めるのはよくない』ということであって

『バランスが良い状態ではいけない』のではないということです。

お子さんには1人1人気質があります。

自然と1つの興味を追求していって長所が突き抜けるように伸びていく子もいますが、色んなことに興味を持って満遍なく楽しんでいく子もいます。

・常に長所を見てあげる目線

・お子さんの自然な成長の形を尊重してあげるという姿勢

を大切にしてほしいなと思います。

そして、そんな中、親ができることは何か?

①『子どもの自然な興味や成長の形を大切にしてあげること』

②『機会や環境を作ってあげること』

僕はこの2つかなと思います。

子どもは自分で選択肢を増やしたり、環境を作ることは困難です。

選択肢が少なければ、子どもはその少ない選択肢の中から選ぶことしかできなくなってしまいます。

ですので、親は環境を作ってあげ、何に興味を示すかはお子さんに任せていく姿勢が大切なのだと思います。

皆さんとともにそのような子育てを実践していければと思っています!

いかがでしたでしょうか?

皆さんの子育てを応援しています!

幼児教育講師/家庭教育アドバイザー

YouTube登録者11万人超。これまで1,200人を超える子どもの教育に携わらせてもらってきました。幼児教育現場で培った知識を世の親御さんにお届けし、親子共に成長できる子育ての実現を目的として活動しています。現在は、親御さん向けの子育てコミュニティの運営や、子どもの脳と心を育む子ども向け動画作成に力を入れています!

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