週末、サンキタ通りを歩いていると何だかいつもより賑わっている様子。どうやらイベントが開催されているみたいですよ、という訳で今回は突撃レポートです。

「sankita Nignt Party」と題された看板には、様々なミュージシャンやDJの出演者がラインナップされていました。17時半からのスタート、金曜日も開催されたようですね。

阪急電車の高架沿いに新しく並んだ飲食店街、サンキタ通りの道路は歩行者天国になっていて、車両はほとんどの時間が通行不可能となっています。

その道路に今日はテーブルと椅子が並べられ、通路では長机の上で様々なジャンルの料理が売られていました。買ったその場で座って食べられるようになっているのが嬉しいですね。

テントスペースでは「ハロルド」さんによる弾き語りライブが始まっていました。令和の吟遊詩人と呼ばれる彼の歌は優しい響きで、人々を惹きつけています。

もう一方のテントスペースでは「TOWL」さんによるDJが。大人たちが見守る中、子供たちが音に反応して自由に踊っている姿が印象的でした。ダンサーらしき青年も踊っていましたよ。

サンキタ通り、阪急電車の改札口の東端から西端までの区間を使っての音楽イベントなので、広範囲に渡って辺り一帯が盛り上がっています。

そんな中、サンキタ通りの一本南側にある狭い小道、ギュッとお店が詰まった飲み屋街の方から楽しげな音楽が聞こえてきました。何やら面白いことが起こっているようですよ。

急いで音のする方へ行くと、とても狭い小道に人が群れ、その中では「BIG MOUTH BRASS BAND」による生演奏が始まっていました。えっ、こんな所で！という人々の反応が面白い。みんな音楽につられてパレードについて行きます。

アジアのどこかの国の路地道に迷い込んだような、ネオン看板が連なる狭い通りで突然のパフォーマンス。いよいよ神戸も面白い街になってきましたね。

高架下をくぐって北側のサンキタ通りへ、更にパレードは続きます。大通りに出た時の人々の驚いた顔、そしてついて来る人がどんどん増えてお祭りのようになってきましたよ。

野外席でご飯を食べていた人たちも、突然やって来た楽団に驚きながらも笑顔で手拍子を打ちます。至近距離での迫力ある演奏に圧倒されつつも、ちょっとしたカオスっぷりが楽しい様子。

わぁ！という嬉しそうな表情があちこちに見られたこの日。足でリズムを取ったり、おどけて踊ってみたり、手拍子で盛り上げたりと体も動かしながらみんなが参加している姿や、一体感がいいなと思いました。

こんなイベントが月一であったら素敵ですよね。これは個人的な意見ですが、神戸の皆さんもきっとそう思っているはず。できれば次回もぜひ参加したい。また開催されることを望み、心待ちにしています。

SANKITA NIGHT PARTY

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