「意味ないから…」と考えるのはもったいない⁈【人に悩みを相談する本当のメリット3選】
こんにちは、読書家・はるママです。
今回は、「人に悩みを相談する本当のメリット3選」についてお話しします。「誰かに話して解決できるような問題じゃない。相談しても意味ないから…」と考えて、ひとりで悩んでいませんか?たしかに「夫婦の問題」や「職場のつらい人間関係」などは、離婚したり、退職したりしない限り解決しないと思うかもしれません。ただ、悩みの原因を完全に除去できないとしても、相談することによって得られるメリットがあるのです。早速チェックしていきましょう。
1.不安が減って気分がスッキリする
人に相談することでストレスが発散され、気分がスッキリするというガス抜き効果が得られます。
何かについて悩むときには、必ず「不安」がつきまといます。「不安」の反対は「安心」。見方によっては、安心した状態になることが「悩みの解決」ともいえるでしょう。
不安になるのは、ピンチのときや、困った状態のときですよね。つまり「早く行動してそこから脱出しなさい!」というのが、不安の生物学的な意味合い。だからこそ、何もしないで「どうしよう…」と悩み続けるほど不安が強まり、行動することで不安が和らぐのです。
人に悩みを相談するのは、すぐにできる行動のひとつ。不安を減らして、少しでも楽になりましょう。
2.話すことで悩みを整理できる
自分の現状を、相手にわかるように筋道立てて話すことで、悩みを整理することができます。心の中のモヤモヤした思いを言葉にすることで、あいまいだったこともハッキリしてくるでしょう。
3.解決の糸口を自分で見つけられる
相談した相手が、悩みを解決するための完璧な答えを差し出してくれることは、正直あまりないかもしれません。私たちは結局、自分で答えを見つけたからこそ、納得して行動できるんですよね。
ただ、相談した結果、悩みを整理できたことで、自分で対処法に気づくことはよくあります。人と話すことで、今までと違う視点を得ることもあるでしょう。もちろん専門家のアドバイスが役に立つことも。
相談は解決の糸口を見つけるきっかけだと思って、普段から気軽にできるといいですね。
まとめ
悩み相談は、原因除去だけが目的ではなく、不安やストレスを減らすメリットもあります。あなたの「苦しみ」や「つらさ」の受け取り方は、考え方を変えることで、取り除くことができるかもしれません。「知り合いに相談するのはちょっと…」という方は、自治体などの「悩み相談」を利用してみるのもいいと思います。私は保健センターの子育て相談をしょっちゅう利用していて、職員さんと顔見知りになってしまいましたが(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。私はこのことを、樺沢紫苑さんの著書「精神科医が教える ストレスフリー超大全」を読んで学び、自分なりの解釈を加えて発信しています。本書には、今回ご紹介した他にも気持ちを楽にする知恵が満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
【参考文献】
「精神科医が教える ストレスフリー超大全」
樺沢紫苑・著 ダイヤモンド社
この本に出会えたこと、感謝しています