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食べないなんてもったいない「太秋(たいしゅう)柿」のおいしい見分け方は模様が命【野菜ソムリエが伝授】

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ

野菜のプロが伝授する旬の果物の話です。旬の品種ドンドン変わる柿ですが、現在スーパーなどの売り場には「太秋(たいしゅう)」柿の品種が販売になっています。スーパーの店頭などで見かけたら、食べないなんてもったいないです。次でいいか!と思っていると旬が終わっているということになりかねない果物なので食べたことない方は、一度お試しください。

贈答用の箱入りのもの(年末年始用でよく見かけます)
贈答用の箱入りのもの(年末年始用でよく見かけます)

見た目は一般的な「富有柿」とそっくりなので、売り場ではよく品種名が書いてあるかチェックしてください。柿特有の全体的に色づいたものを選べばというわけではないのが特徴です。実はこの柿は、青くても糖度が乗っていておいしい品種なので、まだまだ青いものもあれば、しっかり色が付いたもののあり難しいのが現状です。しっかりとふっくら丸みがある形と重量感あるものを選んでください。

リング状の模様が命

リング状のような筋の模様が命なのは、「太秋(たいしゅう)柿」の特徴なのでわかりやすいかと思います。リング状の模様が何層にもなって表れています。これがおいしい印なので、スーパーの店頭などで購入する際には、この模様を探して購入することをおすすめします。

子どものころは、そこまで品種を気にして柿を食べたことがなかったのですが、大人になってからしっかり品種を認識して「太秋(たいしゅう)柿」と出合い、こんなにおいしい、楽しい食感の柿があったのか!と驚きました。

柿も品種によって味の個性がありますので、好みのものを探してみるのも楽しい食卓になりますね。農産物は、天候の影響を受けやすいので、生産量が安定せず流通量がバラバラではありますが、日本の四季を感じることができる果物をたっぷり楽しんでほしいです。

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※この記事には個人の見解を含みます。

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太秋柿の説明は過去記事に 10人中9人が知らなかった!緑色の柿って渋くないの?【野菜ソムリエ】農業女子歴15年が伝授

農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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