冬至は「ん」がつく食べ物で運を盛り盛りに【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授
2024年12月21日は、「冬至(とうじ)」で、一年で最も昼の時間が短い日です。この冬至の日には、北半球では、太陽がちょうど真南にくる時の高度が、一年で最も低くなるため、影の長さを調べることで、冬至の日が分かるのだとか。さて冬至には、運がよくなるように、かぼちゃ、にんじん、れんこんなど、名前に「ん」が重なる食べ物を食べるようになったと言われています。
冬至の食べ物と言ったら「かぼちゃ」
冬至の食べ物として代表的なものは、やっぱり「かぼちゃ」ですね。「ん」が付かないのでは?と思うかと。かぼちゃは、別名「なんきん」と呼ばれることから「ん」が付く食べ物として扱われています。ほかにも「ん」が付く食べ物はたくさんあり、「だいこん、うどん、きんかん」など冬の風物詩なものが多くあります。有名なお料理は、かぼちゃと小豆を使って作る煮物「小豆煮」かもしれません。妙にあう甘さが最高においしいです。
柚子風呂に入る
冬至といえば「柚子湯」がかかせません。柚子湯に入ると風邪をひかず冬を越せるなど言われています。もともと、運を呼びこむ前に厄払いをするためもあり、ゆっくりお湯に浸かって体の芯から温まったあと、運を呼びこむ食材を食べるという順番があるそうです。柚子湯にしたい場合、1~2個ではぜんぜん香りが出ないので、できるだけたっぷり入れたほうがいいです。カットした方が香りがでるのでいいですが、この時期は皮膚にひび割れなどある場合、非常にしみるのでおすすめしません。各家庭によってさまざまなやり方があるのもまた楽しいですね。
※この記事には個人の見解を含みます。
農業女子から見た野菜ソムリエ話や、農業現場で使えるワークマン商品などのお役立ち情報を発信しています。スマホからご覧の方は、プロフィールからフォローしていただくと見逃しがなくおすすめです。フォローは励みになります。いつも読んでいただいてありがとうございます!