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【横須賀市】逆取材!地元密着18年!移住した編集長が見続けた横須賀「街は生き物」、新入社員は地元出身

うみのとなり地域クリエイター(横須賀市)

横須賀の楽しい情報を発信!うみちゃんです。

金曜日の楽しみと言えば、カレーを食べることと地元情報が満載のタウンニュース最新号を読むこと。

今回は横須賀市を取材する側のタウンニュース横須賀支社逆取材してきました。

タウンニュース横須賀支社

「タウンニュース」は行政区単位に細分化された地域密着型の無料紙です。

全国紙では取り上げることがない、地元市民が必要をする情報を取材し、記事にしています。

タウンニュース横須賀支社は横須賀市平作にオフィスがあります。

横須賀支社には横須賀版担当4名、三浦版担当1名、逗子・葉山版担当1名が在籍しています。

創刊は平成18年

平成18年(2006年)6月2日(金)に三浦半島地域(3市1町)を創刊しました。

これによってタウンニュースは神奈川県内全域を網羅することになり、東京都町田市を含め46地区47版の発行になりました。

貴重な創刊号を見せていただきました。1面には当時の横須賀市長 蒲谷亮一氏と横須賀商工会議所 小沢一彦氏が地域活性化におけるタウンニュース横須賀版への期待を述べられています。

横須賀版を作り上げたのはこの人!

支社長兼横須賀版編集長 安池裕之氏にお話を伺いました。

安池編集長はタウンニュース社に就職して25年のキャリアの持ち主。三浦半島地域に創刊する際に、志願して横須賀に移住して来られました。

創刊時の編集部のコラム
創刊時の編集部のコラム

全く知らない土地のため、赴任して1年目はタウンニュースの知名度はなく、伝手もなく、取材活動は大変だったとのこと。

「もっと横須賀を知りたい」、「地域に根ざした記事を書きたい」という思いから、横須賀青年会議所(JC)に入会しました。横須賀青年会議所で地域の取り組みに参加しながら、人脈や交流を広げていったとのこと。

東日本大震災の際には

2011年3月11日の東日本大震災では、震源地から約500kmも離れた横須賀でも震度4を記録しました。停電に加え、近くのスーパーには食料品を求めて行列ができるほど、大混乱になったことは今でも忘れられません。

タウンニュースでは震災の影響による特別編集に切り替え、被災者支援の取り組みや街の動きをいち早く発信しました。

ひやり体験

安池編集長が、ひやりとした体験もあるとのこと。

1959(昭和35)年に創立した久里浜中央自動車学校が老朽化のために、テナントを誘致するという記事です。

これは安池編集長が地元商店街の関係者から聞いた情報だったとのこと。商店街を対象に開かれた説明会に参加したところ、主催者から「何でメディアが説明会に来ているのか?」と言われ、冷や汗ものだったそうです。

紙面のミスもありましたか?

タウンニュースの発行前には、読み合わせをして最終チェックを念入りに行っています。しかし過去には大変な間違いをしたこともあるとのこと。

あるイベントの開始時刻を「午前」10時を「午後」10時と間違えて発行したそうです。

「その時、どうしたのですか?」

「午後10時の夜中に会場に行きましたよ。もし来場者が来たら謝らなければいけないと思って。でも誰も来なかったので良かったけれどね。」と苦笑いします。

横須賀出身の新入社員

フレッシュな笑顔で迎えて下さったのは新入社員の中東海人さん。横須賀編集室の記者として活躍しています。

中東さんは小学生の頃にタウンニュースの取材として訪れた安池編集長に会ったことがきっかけで、メディアの世界に興味を持ち、横須賀支社に就職したとのこと。

生まれも育ちも横須賀の地元で地域活性化のために横須賀を盛り上げていきたいと話します。

広告も地元密着!

過去のタウンニュース横須賀版を見せていただいたときに、懐かしい広告を見つけました。

紙面への広告も地元企業、街の商店や個人事業主、行政や諸団体など、地元密着の広告は幅広い範囲で受け付けており、読者からの信頼があります。

商品PR、イベント告知、求人、行政の施策紹介なども受け付けています。

「街は生きもの」

お茶目な安池編集長 左奥)松野副編集長
お茶目な安池編集長 左奥)松野副編集長

18年も横須賀を見続けてきた安池編集長は「街は生きもの」と言います。

2006年の創刊以来、自らの足を使って情報を集め、地域の生の声に耳を傾けた「歴史の積み重ね」が今に至っているとのこと。

横須賀市の経済活動や生活、人口の流出と流入など、絶えず街は動いています。「ネットに掲載されていない生の情報を取り上げて発信していくことが大切。これからも生き続ける街、横須賀市に密着していきたい」と話します。

手に取って読んでね

タウンニュース横須賀版は毎週金曜日三浦版、逗子・葉山版は隔週金曜日に発刊します。新聞折込のほか、市内の76ヶ所(2023年12月時点)配布されています。

ぜひお手に取って、読んでくださいね。

タウンニュース横須賀支社の皆様、これからも地元の生の情報を期待しております。

株式会社タウンニュース社 横須賀支社
横須賀市平作1-12-8(地図
TEL:046-850-1290(代)
FAX:046-850-1281
公式HP
タウンニュース横須賀編集室 X

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地域クリエイター(横須賀市)

広報・営業・マーケティング歴約20年、ライター歴5年 「横須賀っていいな」「行きたいな、住みたいな」と思ってもらえる情報を発信しています。 地元の人々の温かさと魅力を伝えたい! 月間MVA2023年7月、2024年7月受賞 取材希望の方はSNSからお気軽にDMくださいね。

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