【葛飾区】美しい野鳥を見つけやすい!冬こそ行きたい水元公園。お正月明けの運動不足解消にも最適
お正月明けに体重計に乗ってみて「運動しなきゃ」と焦った人も多いことでしょう。
こんなときこそ足を運びたいのが、葛飾区の宝、水元公園です!
冬の水元公園は、美しい野鳥を間近で眺められるのが魅力です。樹木の葉が枯れ落ちて鳥を見つけやすいうえに、今しか見られない冬鳥も数多くいます。
ジョギングや散策中に楽しめる、今オススメの野鳥観察スポットをお伝えします。
1. ポプラ並木と小合溜の間の湿性草地
まず「噴水広場」のあるメインゲートから、手軽に散策できる場所へ行ってみましょう。
広場に入って左側に伸びる遊歩道を進むと、ポプラ並木が現れます。その右手にある小橋を渡ると、土手の向こうに、半湿地の草原が広がるエリアがあります。
春や夏は青々とした植物が茂るこの場所は、冬には葉が枯れて湿った土壌が現れるため、餌を探す鳥の姿が見やすくなります。
ここではアオサギが湿地でのんびり日向ぼっこをしたり、ダイサギが餌を求めて飛び回ったりしています。大型の鳥が目の前にいることにビックリ。
間近に茂る枯草をよく見ると、シジュウカラなどの小鳥も盛んに飛び交っています。姿も鳴き声も愛らしくて、癒されます。
枯草が「カサカサ」と音を立てたら要チェック。実はすぐ近くに潜んでいることがあります。
2. 睡蓮池
入口から噴水広場に降りて右側には、内溜と小合溜の合流部分に「水元大橋」が架かっています。こちらを渡って先に進むと、大きな「睡蓮池」があります。
夏には睡蓮が美しく咲くこの池は、今は冬枯れて水面が大きく広がっています。そのため、餌を探す鳥の姿がよく見えるのです。
この日はコサギが餌を求めて歩き回っていました。ゆっくりした足取りがとても優美に見えます。
水面に白い姿がくっきり映るのも印象的です。
3. バードサンクチュアリ内「第5観察舎」
水元公園の広大な園内には、いくつかの野鳥観察舎があります。
中央広場の東、バードサンクチュアリのエリアにある「第5観察舎」は、屋根のついた壁の観察窓(ガラス無し)から水辺の鳥を見られる楽しいコーナーです。特に冬は、多くの鳥をゆっくり眺めることができます。
壁の向こうから野鳥のいる水辺を覗くため、無防備な鳥たちの姿を楽しめるのが魅力です。水中の餌を素早く捕らえる様子も見ることができますよ。
中央広場の周囲をジョギングする途中に、一休みがてら立ち寄るのはいかがでしょうか。
4. 小合溜の南の角と付近の遊歩道
小合溜の南の角の周囲には多くの水鳥が集まってきます。
冬鳥のヒドリガモやマガモが集団で水に浮かぶ様子は、にぎやかで季節を感じさせます。
とりわけ夕方には、これらの鳥が周囲の遊歩道を歩く姿がよく見られます。可愛い!
カモたちが隊列を組んで道を渡る様子と、それを遠巻きに見守る人々に、心がほっこりします。
冬の水元公園には、他にも美しい野鳥を見られる場所がたくさんあります。
散策やジョギングをしながら、寒空の下でも生命力溢れる野鳥たちを、ぜひ探してみてくださいね。
【基本情報】
名称: 都立水元公園
所在地: 東京都葛飾区水元公園
アクセス: JR常磐線・東京メトロ千代田線 金町駅から京成バス 戸ヶ崎操車場行き(金61)または西水元三丁目行き(金62)で「水元公園」下車、徒歩約7分
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html