曇り空はラッキー!?写真映えする日ほど釣りに向かない理由
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大型連休ということで、海や湖など水辺の観光スポットで羽を伸ばしているという方もいらっしゃるはず。
せっかく外で過ごすなら、水が澄んでいたり、晴天で水面に景色が映りこむような写真映え日する日に釣りがしてみたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
ですが釣り人目線だと、このような日は魚が釣れづらいコンディションの悪い日であることが多いです。
そこで今回は、そんな写真映えする日ほど魚が釣れにくくなる理由について紹介します。
理由① 魚をだましにくいから
一つ目の理由は「魚をだましにくいから」です。
上の写真のような状態だと、吸い込まれそうなほど水が澄んでいて写真映えするのですが、魚を釣るという点においてはマイナスに作用します。
というのも釣りではエサ釣りでもルアーでも「魚をだまして釣る」ということが重要になってくるのですが、水が澄んでいるということは魚がエサやルアーを偽物と見切りやすくなり、だましにくくなってしまうからです。
一方、適度に濁りが入っていると写真映えはしませんが、魚から偽物だと見抜かれにくくなるため、魚が釣りやすくなります。
理由② 魚の警戒心が高まるから
二つ目の理由が「魚の警戒心が高まるから」です。
晴天で風がなく、水が澄んでいる日というのは人間から水の中がよく見えるという反面、魚からの視認性も良くなります。
自然界を生き抜く魚は、常に外敵から襲われないように警戒しているのですが、視認性の良い日は特に外敵から見つかりやすいので警戒心が高まりやすく、魚が釣れにくくなります。
理由③ 魚の活性が上がりにくいから
三つ目の理由が「魚の活性が上がりにくいから」です。
晴天で無風の日だと、水面に太陽や自然の景色が反射して幻想的な写真が撮れるのですが、このような日は魚の活性が上がりにくいんです。
というのも波がある日は、水と水がぶつかり合うので水中に酸素が溶け込みやすく魚の活性が上がりやすいのですが、波がない日は水中に酸素が溶け込みにくいので、波がある日に比べて活性が上がりにくくなります。
逆に観光目的だと上の写真のような日は最悪なのですが、水面が波立っているおかげで水中に酸素が溶け込み、また適度に濁りが入るので魚をだましやすく、魚が釣れやすい日と言えます。
今回は写真映えする日ほど釣りに向かない理由について紹介しました!
せっかくの旅行で天気が悪いと残念な気持ちになってしまいますが、もし旅行の中で釣りを計画しているのであればむしろラッキーなケースもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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