人生に悩んでいる人へ。リンカーンの名言「結婚とは天国でも地獄でもなく…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はエイブラハム・リンカーンの名言をご紹介します。エイブラハム・リンカーン(1809~1865年)は第16代アメリカ合衆国大統領です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいエイブラハム・リンカーンの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。リンカーンの名言「結婚とは天国でも地獄でもなく…」英語&和訳(偉人の言葉)
「結婚は天国でも地獄でもない。結婚とは修行である」
エイブラハム・リンカーン(第16代アメリカ合衆国大統領)
自分以外の人とは競わない。無駄な労力は使わない。
両親が仲が悪いのですね。子供の頃からけんかばかりで離婚していないのが不思議なくらい。両親を見ていて思うのが、競争しているなと。競い合っているなと。ライバル同士に見えるのですよね。相手が失敗をするとそこにつけ込んで自分が相手の上に立とうとする。それ見たことかと。それをお互いにやり合っている。
隙を見せないようにしているのですよね、お互いに。つけいる隙を与えないようにしている。気が休まらないですよね。
平安の世界
仏教ではこの宇宙のことを「有為の世界」と言うそうなのですね。原因と結果のある世界だと。この宇宙で起こる全ての現象にはその原因がある。地位、名誉、財産、成果を求めて努力する。そこには競争がある、勝ち負けがある、対立がある。「有為の世界」とは「迷いの世界」なのだと。
そして、無為とは「平安の世界」。それは原因も結果もない世界。地位、名誉、財産、成果を求めない。そこには競争もなく、勝ち負けもなく、対立もない。
肉体がこの世界を離れることはできない。有為の世界を離れることはできない。せめて意識だけでもそこを抜け出してみる。無為の世界を生きてみる。
自分以外の人とは競わない
欲しいものがあってそれを巡って誰かと競い合うとき、緊張しますよね。競争には負けがあるのですよね。負けたくない、勝ちたい。その気持ちが緊張を生む。
心が緊張すれば体も緊張する。体が緊張すればそれだけ疲れやすくなる。人と競い合うこと、それは決して自分を幸せにするものではないのだと。
成長とは自分の力を伸ばすことですよね。その目は常に自分自身を見つめていなければならないのですよね。誰かと競い合ったところでそれは自分の成長にはつながらない。
人が競い合うべきもの、それは自分の過去だけだと思うのですね。自分の過去と向き合ったとき、そこには学びがある。気付きがある。
自分以外の人とは競わない。無駄な労力は使わない。それは相手のためではない、自分の心と体のため。
人生に悩んでいる人へ。「結婚」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はエイブラハム・リンカーンの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『リンカーンの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、エイブラハム・リンカーンの名言を27句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「結婚」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「愛とは、見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである」
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(フランスの作家)
「既婚者の生み出した大発明を挙げよと言われてもあまり思いつかないと思うのです」
ニコラ・テスラ(セルビア系アメリカ人の発明家)
「真実の愛は理解することから生まれる」
ブッダ(古代インドの宗教家)
お読みいただき、ありがとうございました!