横浜市地域情報クリエイターのみうけんです！

イタリア料理＝通称イタリアン（イタ飯とも）は、世代を越えて広く愛される美味しい料理ですよね。

山の幸を活かした内陸部の料理、海の幸を活かした半島地域の料理など、地方の特色もさまざま。

ワインやチーズ、生ハムなど日本人にも馴染みのある食材もふんだんに使われているのも特徴。

横浜市には、そんな美味しいイタリアンのお店が数多くありますが、今回紹介するのもそのうちの一軒。

上大岡駅を降りて西側の大岡川をこえてすぐ、川沿いにある「FORESTARIA」（フォレスタリア）さんです。

大岡川に面して明るく、開放的なお店。

店名は森を意味する「フォレスト」と「カフェテリア・トラットリア」を合わせた言葉だそうです。

お店に入ってまず目に入るのは、大岡川を一望するテラス席。

天気の良い日はとても気持ちのよい、お気に入りの席です。

店内も広くて開放感があります。

この日は平日のお昼時というにもかかわらず、多くのお客さんで賑わっていて、このお店の人気ぶりがうかがえますね。

ランチタイムでも、ドリンクさまざま。

スパークリングワインや定番のワイン、イタリアのジュースなどさまざまです。

メニューはコース料理となりますが、お昼のコースは３種類。

「プリモ」（１３７５円）、「セッション」（２０９０円）、「スペシャル」（２８６０円）。

胃袋さえ許せば２コースはいけそうな金額！

都内ではなかなか有り得ない、コストパフォーマンスの良さは注目ですよ。

◆セッション（２０９０円）

本日の小さなスープ・小さなサラダ・前菜・パスタorピッツァ・デザート・コーヒーorカフェラテor紅茶というラインナップ。

食後のドリンクにコーヒーor紅茶というのは良くありますが、カフェラテが加わるのは珍しいと思います。

▼本日の小さなスープ

小さなカップに入ってやってきた、アッツアツのスープ。

海老の出汁が濃厚にきいており、空腹にスルスルと沁みていきますねぇ。

▼小さなサラダ

小さなサラダとありますが、しっかりと量があります。

ニンニクを効かせた少しピリ辛なドレッシングと、シャキシャキとした食感のレタスが食欲をそそる、優秀な前菜です。

▼前菜

前菜は５種盛りです。

前菜の盛り合わせというのは定番ですが、単品で頼むとけっこう値が張ったりしますから、こうしてランチコースに組み込まれているというのはオトク感がありますよね。

お肉の食感が力強い「ピッツァオーラ」と、しっとり食感の「モルタデラハム」。

いずれも食感を楽しむ前菜で、あふれる肉の旨味も素晴らしいです。

「大根のボリート」、「キャロットラペ」、「大山鶏のロースト」。

大根のボリートは、イタリア版のふろふき大根といったところでしょうか。

▼パスタorピッツァ

★マッシュルームのラグーソース　スパゲッティーニ

ラグーソースとあったので赤ワインの色味を想像していましたが、意外にもサッパリとしていそうな見た目です。

表面をしっかりと覆った、たっぷりの生マッシュルームが見た目を彩ります。

麺はスパゲッティーニ。気持ち少し細めな感じです。

しっかりとコシを残した絶妙な茹で加減と、たっぷり絡んだソースの相性は抜群です。

★菜の花と明太子のクリームピッツァ

コンガリと焼かれたピッツァには、たっぷりの菜の花が添えられています。

この菜の花は彩りも良いですが、シャクッとした食感とわずかなほろ苦さがあり、トロリこってりなチーズとの対比が素晴らしいです。

ピザは薄めのイタリアンタイプ。

チーズがアッツアツで軟らかく、サクッとした生地との組み合わせも上々。

明太子の濃厚な旨味、菜の花の爽やかな香りと相まって、まさに「ごちそう」と呼ぶにふさわしいピッツァでした。

デザート・コーヒーorカフェラテor紅茶というラインナップ。

やはりここはコーヒーで。

▼デザート

デザートはガトーショコラ。

コーヒーとチョコの相性は抜群に良いですよね。

コーヒーは香りが良く、豆はもちろん淹れ方にもこだわりを感じます。

しっかりとほろ苦さもあるので、食後のお口直しに最良の一杯でした。

◆◇◆後記◆◇◆

森とキノコがコンセプトな上大岡「FORESTARIA」（フォレスタリア）さん。

店内の至る所には森を表現した装飾やキノコの絵が飾られていて、見ているだけでも楽しい空間です。

もちろん味も接客も洗練されているのも良いところ。

天気の良い日は、うららかな大岡川の風景なぞ眺めながら、美味しいイタリアンを楽しむというのはいかがでしょうか？

また、お店のどこかに猫ちゃんの絵が隠れていたりする遊び心も楽しいお店です。

是非とも実際に訪れて、読者の皆さんの楽しみ方を見つけてみてくださいね。

お試しを！