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【名古屋市中区】幕の内弁当の麺類版!?看板メニュー「おかめ」をご紹介@伏見・でっちそば

Satoko_Okumaライター/ごま食堂(名古屋市)

地下鉄伏見駅から歩いて2分ほど「でっちそば」に行ってきました。

「でっちそば」は、創業昭和31(1956)年の老舗めん処。
伏見界隈のオフィスワーカーなら知らない人はいないほどの人気店です。

「でっち」の白抜き文字がよく映える、のれんが目印です。

店頭にはメニューの看板があり、入店前に確認できるのもうれしいですね。
蕎麦(オープン時は蕎麦専門店だったそう)うどん・きしめんのほか、ご飯ものや一品料理もあります。

この日いただいたのはこちら。
「おかめ」うどん(1300円・税込)です。めんが見えないほど、盛りだくさんの具材がのせられています。
これはまさに「幕内弁当」の麺類版!
ちなみにめんは、うどん・そば・きしめんの温・冷から選べます。

「おかめ」は、創業以来からの看板商品であり、
『色彩鮮やかな具材をちりばめ、目から鼻から五感を通じて、いっぱいでお腹も満たしてほしい』との先代の思いが込められている一品。

先代の思いを引き継ぎながら、その時代・その時に合わせたものに形を変えつつ、提供されています。

大きな厚焼き玉子に、天然の小海老天、さつまいも天、しいたけ煮、たけのこ煮、かまぼこ、煮あげ、お麩、貝割れ大根。色とりどりの具材を前にどれから食べようか迷ってしまいます。

揚げたての天ぷらはサクッと軽い衣が特徴。熱いうちに食べるもよし、衣が出汁を含んだ頃に食べるもよし。

めんの上にどーんと横たわる存在感抜群の厚焼き玉子は、しっかりと甘めの味付け。黒々としたしいたけ煮はこれまた甘めの醤油出汁で煮含められており、一口かじるとじゅわっと広がる甘辛さがたまりません。

豊富な具材たちを前に、なかなか「うどん」にたどり着かないほど。
細めで適度なコシが食べやすいうどんと、かつおと醤油の香りが豊かな汁と相性もばっちり。

「おかめ」のほかにも、「せいろ」や「カレーうどん・そば・きしめん」など、食べてみたい・気になるメニューが色々あるのに、それでもやっぱり「おかめ」を頼んでしまうのは、バリエーション豊かな具材を前に『いろいろ食べたい!』気持ちが勝ってしまうからに他ありません。

「でっちそば」でしか味わえない看板メニュー「おかめ」。
めん好きの方、あれこれ色んな味わいを楽しみたい方に、ぜひおすすめしたい一品です。

店舗情報

でっちそば
住所   :愛知県名古屋市中区栄2-2-35
営業時間 :11:00〜15:00 ※夜はコースのご予約のみ営業
定休日  :日曜、祝日
電話番号 :052-251-1130
公式サイト:(外部リンク

ライター/ごま食堂(名古屋市)

名古屋市在住のフリーライター・大熊智子です。各種広告や企業広報を中心に【書く仕事】をしています。得意分野は、アート・医療・健康・地域文化・食・暮らしなど。取材・インタビューもお任せください。 また、『ごま食堂』の屋号で「食や自然を通じて、すこやかになる」をテーマに、料理教室やワークショップも開催。 グーグルマップなしでは目的地に辿り着けない方向音痴ながらも、趣味は散歩と町歩き。おいしい・楽しい・行きたくなる、名古屋の魅力をお伝えします。

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