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【神戸市】神戸の水辺を守るライフセーバーを対象に「神戸ライフセービングクラブ」が須磨海岸で講習を実施

Kaia地域ニュースサイト号外NETライター(神戸市)

本格的な夏の到来を前に、須磨海岸では日本ライフセービング協会の「認定ライフセーバー」を目指される方を対象に「神戸ライフセービングクラブ」の皆さんが講習会を実施されていました。ライフセーバーとは水辺の安全を守るプロフェッショナルな任務をこなす人のことです。こちらは救命に使用されるレスキューボードとレスキューチューブと呼ばれる器材。

1994年に発足し30年の活動実績を持つ「神戸ライフセービングクラブ」は、水辺の監視・救援や安全教育を行うNPO法人。具体的には、海やプールでレジャーを楽しむ人々を見守り、溺れている人や溺れそうな人をチェックし、事故が発生した場合に迅速に対処します。長年にわたり、「須磨海水浴場」と「アジュール舞子海水浴場」で水辺の安全確保に貢献されています。

受講生の皆さんが実際にレスキューボードを使用し、溺者役とライフセーバー役に分かれて救助訓練を行っていました。皆さん真剣そのものです。

救助訓練を終え、全員が砂浜に戻るとトレーナーの方からフィードバックを受けていました。4日間の講習後には実技試験と筆記試験があり、それに合格しないとライフセーバーとして任務に就くことができないそうで、受講生の皆さんは熱心に耳を傾けていました。

別のセッションでは、定められた区間をレスキューボードで素早く移動していきます。オールやパドルもなく手漕ぎにもかかわらず、あっという間に見えなくなりました。

オーストラリアや欧米ではライフガードが職業として存在しますが、日本ではほとんどがボランティアとして活動されています。「神戸ライフセービングクラブ」のメンバーもそれぞれが仕事を持ちながら活動をされているそうです。

神戸ライフセービングクラブ」の講習を受けたライフセーバーがパトロールしてくれるおかげで、私たちは安心して神戸の海、「須磨海水浴場」と「アジュール舞子海水浴場」を利用できます。できるだけ多くの方に「神戸ライフセービングクラブ」の活動を知っていただき、安全に水辺のレジャーをお楽しみください。

須磨海水浴場

兵庫県神戸市須磨区須磨浦通4 丁目1

地域ニュースサイト号外NETライター(神戸市)

地域ニュース号外NETの神戸市担当ライターです。神戸の魅力をたっぷりとお伝えします。

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