自信が持てない人へ。フランシスコ・サレジオの名言「本当の強さとは…」英語&和訳(偉人の言葉)
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こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はフランシスコ・サレジオの名言をご紹介します。フランシスコ・サレジオ(1567~1622年)はジュネーブの司教です。
今回は自信が持てない人に届けたいフランシスコ・サレジオの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
自信が持てない人へ。フランシスコ・サレジオの名言「本当の強さとは…」英語&和訳(偉人の言葉)
「優しさほど強いものはなく、本当の強さほど優しいものはない」
フランシスコ・サレジオ(ジュネーブの司教)
やられてもやり返さない。争いが続く限りそこに安らぎはない。
2024年のノーベル平和賞が発表されましたね。
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)。被爆者でつくる唯一の全国組織で、ビキニ水爆実験(1954年)をきっかけとして1956年に結成。2024年ノーベル平和賞を受賞。
平和賞を選考したノルウェーのノーベル委員会は受賞決定の理由について次のように説明しています。
原爆を落とされて、家族を失って、ふるさとを失って。目には目を、やられたらやり返す。日本も核を持つべきだ。アメリカを同じ目に遭わせてやるんだと。そうはならなかったのですよね。
ひどい目に遭わされて、そこで生まれたのが怒りではなく、思いやりだった。同じ目に遭う人を出してはいけないという。
争いが続く限りそこに安らぎはない
仏教ではこの宇宙のことを「有為の世界」と言うそうなのですね。原因と結果のある世界だと。この宇宙で起こる全ての現象にはその原因がある。そこには勝ち負けがある、競争がある。地位、名誉、財産、成果を求めて努力する。「有為の世界」とは「迷いの世界」なのだと。
そして、無為とは「平安の世界」。それは原因も結果もない世界。そこには勝ち負けもない、競争もない。地位、名誉、財産、成果を求めない。
肉体がこの世界を離れることはできない。有為の世界を離れることはできない。せめて意識だけでもそこを抜け出してみる。無為の世界を生きてみる。
2024年のプロ野球、横浜DeNAベイスターズが26年ぶりの日本一に輝きましたね。2023年は阪神タイガースが日本一になったのですね。2022年はオリックスバファローズが日本一になった。
今年優勝してもそれで終わりではないのですよね。また来年がある。来年はまたゼロからのスタートになる。優勝すれば優勝したときは嬉しい。それからまた新しいシーズンが始まれば、喜び、悲しみ、不安、緊張、また一喜一憂の日々が始まる。争いが続く限りそこに安らぎはない。
思いやりとは想像力ですよね。相手の立場に立って物を考えること。そして、想像力とは経験なのですよね。
いじめっ子はいじめられる立場になって初めて自らの過ちに気付く。病気になれば病気の人の気持ちが分かるようになる。
「やられたらやり返す」ではなく、やられたらそれを思いやりに変える。
自信が持てない人へ。「優しさ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はフランシスコ・サレジオの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「優しさ」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「優しさ」に関する世界の偉人たちの名言を20句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「優しさ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「握り拳と握手をすることはできない」
インディラ・ガンディー(インドの政治家で第5代、8代首相)
「全てを理解することとは全てを許すことである」
ブッダ(古代インドの宗教家)
「悪人を糾弾することほど簡単なことはなく、悪人を理解することほど難しいことはない」
フョードル・ドストエフスキー(ロシアの小説家)
お読みいただき、ありがとうございました!