「赤いレタスを捨てる」←「それやめて!」料理人からのお願い【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「野菜」食べてますか?
実は先日、スーパーできゅうりを購入したのですが、それがめちゃめちゃ安くてびっくりしました。なんと…7本入りで200円だったのです!
今時期は暑くて、加熱せずに洗ってそのまま食べることができるきゅうりは、特にありがたいですよね!
「そのまま食べることができる」といえば、「レタス」もその代表的な野菜ですよね。シャキシャキとした食感と、みずみずしさがたまらないレタスは、サラダやサンドイッチに大活躍!
そんな魅力が一杯のレタスですが、皆さんはこんな経験をしたことはありませんか?冷蔵庫にしまっておいたレタスが、気づいたら赤く変色していて「もうダメかな…」と捨ててしまったこと。
『それ、私のことやん』と思った方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 赤くなったレタスは食べてもいいの?
- 変色を防ぐには?
- 夏は「加熱調理」もオススメ!
- まとめ
赤くなったレタスは食べてもいいの?
赤くなったレタスは果たして、食べてもいいのでしょうか?
これの回答は…食べても大丈夫です!
レタスが赤く変色するのは、りんごが変色する原因と同じです。もう少し分かりやすく解説すると…切り口が空気に触れることで酸化を起こし、赤く変色するのです。
変色を防ぐには?
「桃太郎にはきびだんご」、「りんごには塩水」が一般的ですが、レタスの場合はどうなのでしょうか?答えは、レタスもりんごと同様、「塩水」または「レモン汁」にさっと浸けて水分を取ってから保存すれば、変色を防ぐ事ができます。
実は、大事なポイントがもう1つあります。
それは…食べる際は包丁を使わずに「手でちぎる」こと
皆さんはレタスをサラダなどにする際、包丁を使っていますか?特に「鉄製の包丁」を使うと、レタスに含まれる「ポリフェノール」が「鉄」と反応して酸化し、切り口が赤く変色してしまいます。
夏は「加熱調理」もオススメ!
夏は「サラダ」でつい食べてしまいがちなレタスですが、実は油を使って加熱することで、栄養価がぐんとアップするのです。特に「ビタミンK」や「βカロテン」は、油と一緒に摂取することで吸収率が高まります!
しかし、「ビタミンC」など熱に弱い栄養素も多く含まれているので、炒める場合は「短時間」で仕上げるのがポイントです。
特に、日差しが強い今時期に「βカロテン」の吸収率を高めることで、肌の健康を守る効果が期待できます。βカロテンは体内でビタミンAに変わり、紫外線から肌を守ってくれます。
まとめ
- レタスは赤く変色しても食べられる
- 切り口が空気に触れることで酸化を起こし赤く変色する
- レタスは「手でちぎる」のがオススメ
- 夏は加熱して食べよう!