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感染症による社会の分断や差別はメンタルヘルスの敵である

西多昌規早稲田大学教授 / 精神科専門医 / 睡眠医療総合専門医

 8月8日に発信した過去記事「新型コロナ第二波とメンタルヘルス 第一波より厳しい?」では、長期化に伴うストレスの変化と対策について解説した。この過去記事に書ききれなかったのは、分断と差別、難しい言葉でいうと「スティグマ」である。スティグマは精神を病ませるが、COVID-19以降はより社会が分断され、スティグマの問題が表面化していると思わざるをえない。

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早稲田大学教授 / 精神科専門医 / 睡眠医療総合専門医

早稲田大学スポーツ科学学術院・教授 早稲田大学睡眠研究所・所長。東京医科歯科大学医学部卒業。自治医科大学講師、ハーバード大学、スタンフォード大学の客員講師などを経て、現職。日本精神神経学会精神科専門医、日本睡眠学会総合専門医など。専門は睡眠、アスリートのメンタルケア、睡眠サポート。睡眠障害、発達障害の治療も行う。著書に、「休む技術2」(大和書房)、「眠っている間に人の体で何が起こっているのか」(草思社)など。

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