【保育園でのトイレトレーニングを公開】保護者にお願いしたいこと、保護者がやってはいけないこと
こんにちは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
さて、夏本番です。保育園では水遊びで楽しむ園児の姿が見られるようになりました。
夏と言えば、トイレトレーニングに力をいれる季節でもあります、この夏にオムツを取ってしまいたい!と思う方もいるでしょう。
保育園によっては、オムツがとれていないと水遊びができないとしている保育園もあり、焦ってしまう気持ちもありますね。
トイレトレーニングは、大人がどれだけ頑張ってもうまくいかないこともあり、コツもあります。いったい保育園ではどのようにトイレトレーニングをしているのでしょうか?一例を紹介していきたいと思います。そして、トイレトレーニング中に保護者にお願いしたいこと、やってはいけないことなども合わせてお伝えしていきます。
保育園でのトイレトレーニング
トイレトレーニングを始めるにあたっていくつか条件があります。子どもは個人差があるため、条件がある程度揃っていなければ、辛い時間を過ごすことになり、長い道のりになってしまいます。
おしっこが数時間ためられる
トイレを怖がらず、便座に座ることができる
服を自分で脱いだり、着たりすることができる
おしっこが出る、出たの感覚がわかる
保育園では、保護者に用意してもらったパンツをまずは午前中だけはかせてみる、慣れてきたら時間を徐々に長くしていき、一日を通してパンツで過ごせるようにしていきます。
トイレにはその子どもの間隔に合わせ、トイレに誘っています。保育士はトイレの時間を記録し、その日の気温や体調をみながらきめ細かくトレーニングを進めていきます。
大切なのは、子どもの意欲です。保育士は決して焦らず、子どもの気持ちに寄り添いながら気分が乗らない日は全くやらない日もあります。
トイレで成功すればたくさん褒めて、時には、その場にいる保育士全員が拍手することも。
個人差がありますが、あっさりオムツがとれる子もいれば、体調を崩すなど休み休みでオムツがとれる場合もあり、それぞれです。
保護者にお願いしたいこと
トイレトレーニングを始めると、日によっては失敗することもあり服を汚すこともあるでしょう。
洗濯物が増えてしまうのは避けられないので、どうかご了承ください。
そして、保育園にはたくさんの着替えを用意していただきたいです、特にパンツは子どもがお気に入りのものを数多く用意してほしいのです。
保育園では、オムツからパンツに変える時、好きなパンツを選ぶことがあります。なるべく子どもが意欲的になるような声掛けを保育士はしているので、気分が乗ってもはきたいパンツがない、、、ということがないようにしたいのです。
保育士としても、たくさんパンツが用意されていると保護者の気持ちに嬉しくなります。
保護者がやってはいけないこと
保育園にトイレトレーニングを丸投げすることです。
残念なことに、たまにいます。トイレトレーニングは保護者の協力も大切です、保育園で頑張っていても休日はなにもやらないということがないように、目標に向かって保育園と協力しながら進めていきたいですね。
子どもはよくわかっているので、気持ちを尊重しながらお兄さんパンツ、お姉さんパンツになれるといいですね!