爆釣のチャンス!シーバス釣りで抑えたいバチ抜けの基礎知識
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秋の荒食いと並んでシーバスの爆釣シーズンの一つに数えられるバチ抜け。
タイミングが合えば初心者の方でも簡単に釣れるシーズンですが、バチ抜けが起こる条件などを知っておかないと難しいシーズンでもあります。
そこで今回は、バチ抜けとは何かといったところから、バチが抜けやすい日の条件などについて紹介したいと思います!
バチ抜けとは何か?
そもそもバチとはイソメやゴカイなど多毛類の総称のことです。
バチ抜けとは「イソメ類が産卵のために水底から水面に抜け出る現象」のことを指します。
普段、水底の砂や泥の中に身を潜めているイソメにとって、水面に出ることは危険を伴う行為です。
ではなぜそんな危険を冒してまでイソメは水面に出てくるのかというと、潮の流れを利用したいから。
イソメの産卵は海で行われますが、川や運河に住むイソメは遊泳力が低く自力で海にたどり着くことができないので、潮の流れに乗って海に移動するために砂や泥から這い出てくるのです。
バチ抜けの時期は地域によっても差がありますが、一般的には12-6月あたりです。
バチ抜けでシーバスが釣れる理由
続いて、バチ抜けがシーバスにどう関係するのかについて紹介します。
バチ抜けが始まる時期は、ちょうどシーバスが産卵を終えて体力を消耗している時期と重なります。
この時期のシーバスは動きの速い小魚を追う元気はなく、なるべくエネルギーを消耗せずにエサを捕食したいと考えているので、遊泳力が低く水面まで浮いてきているバチはまさに体力回復にうってつけな存在なんです。
バチ抜けのタイミング
バチ抜けは12-6月ごろであればいつでも起こるものではなく、いくつかの条件があります。
その中でも特に大事なのが潮回りです。
イソメは効率よく海に運ばれるために、大潮や中潮の日に抜けることが多いです。
また時間帯も夜に抜けることが多いと言われています。
そのため、大潮や中潮などの潮が良く動く日で満潮の時刻が18時半以降など遅い日がねらい目となります。
バチ抜けの場所
バチ抜けが起こるためには、そこにイソメ類がいることが大前提です。
そのため、イソメが生息しやすい底が砂や泥のあるエリアが良いです。
またバチが抜けるだけでなく、流れが集まりバチが溜まりやすいところにシーバスが集まりやすくなります。
場所選びに困った場合、ハゼ釣りのポイントを狙うとよいことが多いです。
ハゼは普段イソメを好んで捕食しているため、ハゼが釣れるポイントはイソメがいることの目印になります。
バチ抜けと風について
バチ抜けにとって風は大敵です。
潮が良く動き、満潮が夜の日だったとしても、風の強い日はバチが抜けないことがあります。
そのため、できれば風の強い日を避けるか、風向きに注意して風の影響を受けにくい場所を選ぶとよいでしょう。
バチ抜けで使うルアー
バチ抜けで使うルアーは小魚を模したものではなく、バチを模した細長いルアーを使用することが多いです。
バチは10cmを超えるものから、4cm程度の短いものなど様々なので、その日のバチにあったサイズを使えるよう複数揃えておくとよいでしょう。
画像のルアーはパズデザインのfeel120というルアーです。
ルアーの使い方ですが、基本的には上流に向けてキャストをして上流から流れてくるバチを演出するようにルアーを流れに乗せて使用します。
今回はバチ抜けの基本的な知識について紹介しました!
バチ抜けパターンでシーバスを釣るために最低限知っておいてほしい知識なので、初めての方はぜひ参考にしてみてください。
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