【京都市】伏見区 現世利益を授けてくださる八臂弁財天がご本尊の『長建寺』にて「山科絵」に触れる♪
京都伏見にある「長建寺」へ久々にご参拝しました。豊臣秀吉も信仰した八臂弁財天をご本尊とし、山門(朱色の竜宮門)がとても特徴的なお寺です。
別名「島の弁天さん」としても親しまれている「長建寺」さん。
「長建寺」は、現世利益を授けてくださることで有名な真言宗醍醐派のお寺です。
深草大亀谷の即成院から多聞院を移して、1699年伏見城廃城後の伏見に繁栄をもたらした伏見奉行・建部内匠頭政宇が中書島に創建したと伝わります。
「長建寺」に参拝した際に、江戸時代の名物であった「山科絵」を、21年前に復活させた山本義雄さんに偶然お会いさせていただきました。
「東海道沿いに売られていた」と記述が残されているように、滋賀県の大津(逢坂山)には「大津絵」が売られていた追分という地域があります。
その山科側で販売されたため「山科絵」と呼ばれるようになったそう。
「長建寺」の一角で「山科絵」が展示されていました。
色鮮やかな絵画などは、旅館などの襖絵に使われたりしているそうです。
「長建寺」さんゆかりの「弁財天」や「七福神」の作品も多くありましたよ!
お話を聞いていると、偶然にも私の父と同じ中学校だったことが発覚!
年齢的に少し差があるものの、共通の知り合いの先生がいたことにびっくりしてました。
十石舟の乗り場近くにある「長建寺」、御参拝しながらアートに触れる機会があるのは嬉しいですね♪
長建寺
住所/〒612-8211 京都市伏見区東柳町511
TEL/075-611-1039