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「天ぷら衣」の新常識|大さじ1で「超サクサクに!」たった1つの調味料とは?

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さんの好きな天ぷらの食材は何ですか?

私はキノコが好きで、お店の賄いでよく揚げて食べています。天ぷらのキノコといえば、「椎茸」や「舞茸」を思い浮かべる方が多いと思いますが…実は「えのき」がめちゃめちゃ美味しいのです!

えのきの天ぷらって意外と食べる機会がないですよね?というか、出しているお店自体を見かけることもほとんどありません。えのきは天ぷらにすると、1本1本に衣がまとわりつき、超香ばしく、そしてサクサクになるので、皆さんにぜひ試してみてほしい一品です。

ここまで読むと、皆さんの今日の晩ご飯はほぼ確定で天ぷらになるでしょう。そんな方達に朗報です。今から料理人である私が、「天ぷら衣」の作り方を大公開しちゃいます!天ぷらが好きな方はぜひ最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. たった1つの調味料とは?
  2. 天ぷら衣の作り方
  3. 天ぷらをより美味しく揚げる秘訣
  4. まとめ

たった1つの調味料とは?

天ぷら衣の作り方といえば、「小麦粉」+「卵」ではないでしょうか?もちろん、これでもサクサクとした美味しい天ぷらはできるのですが、よりサクサク感をアップさせるためには卵の代わりに「ある調味料」を入れることで驚くほどサクサクに大変身します。

たった1つの調味料とは…「マヨネーズ」です!

なぜ、マヨネーズを入れると天ぷらがサクサクになるのでしょうか?理由は2つあります。

①マヨネーズに含まれる油分が加熱されることで、衣の温度が上昇し、水分の蒸発が促進されるため、よりサクっと仕上がるから。

②マヨネーズに含まれる油分と食酢は、粘り気の原因となるグルテン(小麦粉)の形成を抑えるから。

特にサクサクの天ぷらを作る上で、「グルテン」というものは厄介なもので、衣を作る際に混ぜすぎてしまうと大量に発生してしまいます。そのため、衣を混ぜる際はダマが少し残る程度で十分!

天ぷら衣の作り方

『水はどのくらい入れるの?』や『小麦粉の量は?』といった質問の声が聞こえてきそうなので、今から「天ぷら衣の作り方」を見ていきたいと思います。

【材料】
・小麦粉…50g
・冷たい水…75ml
・マヨネーズ…大さじ1
【作り方】
①ボウルに冷たい水とマヨネーズを入れる
②よーく混ぜる(この工程はしっかりと混ぜても大丈夫)
③小麦粉を加えて、箸で十字をきるように10回ほど混ぜる。

冷たい水が意外と大事なポイントになります。余裕がある人は水を冷蔵庫で冷やしておくとさらに効果的です。氷水でもOK!

天ぷらをより美味しく揚げる秘訣

ここまで、読んでくれた天ぷら大好きな方たちの為に、今から、「天ぷらをより美味しく揚げる秘訣」をお教えしたいと思います。この秘訣を意識することで、ワンランク上の天ぷらを作ることができます。

その秘訣とは…「打ち粉」です。そもそも、皆さんは打ち粉をご存知ですか?知らない方のために、分かりやすく解説したいと思います。

【打ち粉とは…】
衣をつける前に食材に軽く小麦粉をつけることを指します。

では、なぜ打ち粉をするのでしょうか?そのメリットは主に2つあります。

①素材の水分や旨みを守る:打ち粉をすることで、素材が持つ水分や旨みが保たれます。
②衣が剥がれにくくなる:打ち粉をすることで、衣がしっかりと素材に密着し、揚げたときに剥がれにくくなります。

このように、打ち粉をすることで天ぷらがより美味しく仕上がるのです。

まとめ

  • 天ぷら衣は「卵」の代わりに「マヨネーズ」を使う
  • マヨネーズを加えると天ぷらがサクサクになる理由は、衣の温度を上げて水分蒸発を促進し、グルテンの形成を抑えるため
  • 衣はダマが少し残る程度に混ぜる(混ぜすぎはNG)
  • 打ち粉をする

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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