【京都市上京区】二条城近い路地、パンダキャラが目印の可愛いパン屋。異なる演出のラインナップがスゴッ!
上野動物園で生まれた双子の赤ちゃんパンダの名前の募集に、2021年9月2日現在で、19万件余りが寄せられているそうですね。9月6日には白浜の「良浜」が21歳の誕生日を迎えました。そんな中、またパンダブームが再燃しているようです。さて、二条城近くの静かな路地長屋にも、可愛いパンダのノドカちゃんがマスコットの小さなパン屋さんがあります。
「ぱんだより ノドカ」のショーケースには、四角いのやら丸いのやらハート形のやら、それぞれに主張しながら、ぎっしり可愛い小振りのパンたちが並びます。イーストフードや保存料などは一切使わず、国産小麦でつくる天然酵母や極少量のイーストを使った低温長時間発酵パンなど、優しい素朴なパンをベースに、パンの焼き時間や配合、生地の種類などをこだわりに応じて一つ一つ変えているのだそうです。
いろいろ食べてみました。天然酵母生地の棒チョコを包んで焼いたチョコフランスは、外が薄くパリッとした食感なのに中は柔らかくふわっと食べられます。カルツォーネ(包みピザ)は、低温長時間発酵生地でもっちり感のある生地の中から具材の濃い旨みが溢れ出ます。京丹波町いづつ屋さんの無添加ソーセージやオリーブの実などを包んで焼いてあります。
葉とらずリンゴジャムパンは、青森県せいの農園さんの葉とらず栽培りんごのジャム独特のあっさりした甘さとふんわりブリオッシュ生地が絡んで実に美味かったです。なんといっても天然酵母の食パンや全粒粉の山形食パンは柔らかく優しい味なのにしっかり歯ごたえがあって絶品でした。
食パンからひょっこりはんのパンダのノドカちゃんは、奥様のデザイン。ランチバッグやハンカチなどノドカちゃんグッズも好評の売れ行きだとか。2011年1月31日に御所西で開業以来、夫婦二人三脚でお店を切り盛りされています。静かな環境の小さな町家でじっくりと美味しいパンを創作して提供したいと4年前この地で開業しました。
9月に入って少し日差しも穏やかになりましたね。散歩がてら、猪熊通に入ったらゆっくり進んで見つけてくださいね。
ぱんだよりノドカ 京都市上京区猪熊通丸太町下ル中之町519番31 075-823-3382