「ピーマンは種ごと食べてください!」八百屋が呼びかけ!そのワケとは
気温が高くなってきて、青果コーナーも春野菜中心の売り場から夏野菜を目立たせる売り場に変わっていっているのではないでしょうか。
そんなこれから旬を迎えて美味しくなってくる夏野菜。ピーマン、ナス、トマト、きゅうりなどありますが、皆さんはどの夏野菜がお好きですか?
私が個人的に今お勧めしたい夏野菜は「ピーマン」です。ピーマンはビタミンCをたっぷり含んでいる野菜なので、これからの季節気になる紫外線からのダメージを軽減してくれる効果が期待できます。またピーマンに含まれるピラジンには、夏のクーラーによる冷え性を防いだり、血液を健康に保つ効果が期待できるんです。
そこで今回は「ピーマンの栄養を効率よく摂る方法」を紹介します。
炒めもののピーマンは種ごと食べてください
ピーマンの種やワタを当たり前のように捨てていませんか?
実はピーマンに含まれる栄養素のピラジンは種やワタに多く含まれているんです。
とは言っても「ピーマンの種とかワタっておいしくなさそう...食べられるの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
でも心配は入りません。ピーマンの種やワタは料理に入れてしまってもそこまで味は変わらないですし、食感が少しありますが、ほとんど気にならないレベルです。私はむしろピーマンの炒め物にピーマンの種が入っていないと物足りなく感じるようになりました。
実際に料理人や料理研究家の中で「ピーマンの種は食べられる」だとか「食べた方が良い」と発信する方が増えてきています。
ただ、注意が必要なのは、ごく稀に種やワタの中に虫が潜んでいることがあります。こんなことをする方がいるかわかりませんが、種ごと食べられるからと言って、ピーマンを丸ごと料理に入れてしまうと虫を食べてしまうリスクがあります。
ピーマンを二つに割って、中の種の状態を確認してから炒め物などの料理に入れることで安心して食べることができます。ぜひ参考にしてくださいね。
ピーマンの種を食べてまとめ
今回は「ピーマンの栄養を効率よく摂る方法」を紹介しました。
ぜひこれからが旬のピーマンをたくさん食べて頂けると嬉しいです。
他にも「八百屋直伝!新鮮でおいしいピーマンの選び方」や「種ごと食べるレンチンピーマンポン酢のレシピ」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。