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【そうめんのNG】元家政婦が「そうめんをゆでる際にやらないこと」とは?氷をのせちゃダメってホント?

マミプロ主婦®・元家政婦

そうめんのおいしい季節がやってきましたね。サッとつくれるし、食欲がないときでもサラッと食べられて便利です。しかし、おいしく食べるうえでやらない方がいいことがあるのをご存じでしょうか? 今回は、元家政婦の筆者が、そうめんのNGについてをご紹介します。

「氷をのせる・氷水につける」のはNG!

氷や氷水につけるのはNG
氷や氷水につけるのはNG

そうめんを盛り付ける際、氷をのせたり氷水につけたりしますよね。涼しげで見た目にもいい感じな気がします。しかし、じつはこれはNG行為。冷水で洗ってキリっと締めたそうめんが、水でふやけてしまいます。また、水道水や氷のカルキ臭がそうめんに移り、小麦の風味が損なわれることにも。そうめんは、水を切ったらそのまま盛り付け、すぐに食べるのが一番おいしい食べかたですよ。

ゆでる途中で水をさす「びっくり水」はNG

吹きこぼれそうになってもびっくり水はささないで
吹きこぼれそうになってもびっくり水はささないで

吹きこぼれを防止するために、ゆでている途中で水を入れることがありますね。「びっくり水」とも言われていて、麺が締まるなんて話もあります。しかし、これもNG行為。お湯の温度が急激に下がることで、麺の表面が傷つくなどの可能性があり、食感が悪くなってしまいます。「びっくり水」はせずに、火加減を調整するなどして吹きこぼれを防止しましょう。

ダイソーの吹きこぼれ防止アイテム「コトコトくん」
ダイソーの吹きこぼれ防止アイテム「コトコトくん」

鍋に入れると吹きこぼれを防止する100均アイテムなどもありますので、それらを活用するのもいいですよ。

箸で混ぜながらゆでるのはNG

箸で混ぜながらゆでない
箸で混ぜながらゆでない

そうめんをゆでる際、麺同士がくっつかないように、箸でていねいに混ぜながらゆでてはいませんか? これも、じつはNGなんです。そうめんは細いため、常に箸で混ぜながらゆでると、傷が付いたり切れたりする場合が。ていねいに混ぜなくても、お湯が沸騰する際の対流で十分なんです。鍋に入れる際にパラパラと入れ、最初に箸で軽くほぐしたら、あとはそのままお湯の流れにまかせましょう。

そうめんをおいしく食べよう!

ゆで時間が短いそうめんは、サッとつくれるのがいいところ。特に気を遣う部分はなさそうな気がしますが、だからこそ、ちょっとしたことで味が変わることも。NG行為に気を付けて、この夏はさらにおいしいそうめんを食べましょう!

※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の体験、見解を含みます。

そうめんのゆでかたをくらべてみた
そうめんのゆでかたをくらべてみた

そうめんのさまざまなゆで方については「元家政婦が『そうめん』のゆでかたを比べてみた!ゆでる?ゆでない?レンチン?4分?おいしいのはどれだ!」をご覧ください。

手際よく料理をつくるには?
手際よく料理をつくるには?

料理の手際をよくする方法については、私のサイトの記事 元家政婦が教える「簡単に料理の手際をよくする方法」もご覧ください(外部サイトです)。

そうめんをラーメン風に食べるアイテム
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そうめんをラーメン風に食べるアイテムについては、「そうめんをラーメン風に!今年は『春から夏まで飽きずにそうめん』でお昼をラクにするぞ」をご覧ください。※スマホからご覧のかたは、プロフィールからフォローしていただきますと、最新記事の見逃しがなくおすすめです。いつも記事を読んでいただきありがとうございます!

プロ主婦®・元家政婦

主婦歴20数年の元家政婦ライター。主婦力を活かして稼ぐ「プロ主婦」です(プロ主婦は登録商標です)。掃除や料理はもちろん、ママ友付き合いやPTAネタ(PTA会長経験あり)、100均おすすめグッズなど主婦目線のお役立ち情報をお届けします。家庭料理スペシャリスト、2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)資格を保有。実家は清掃会社を経営していました。1976年生まれで、2005年生まれの息子と2015年生まれの娘、3歳年上の夫と都内に暮らしています。100均マニア、ドン・キホーテの掃除グッズマニアとしてヒルナンデス!、熱狂マニアさん、DayDay.等のテレビ番組やラジオなどへも出演しています。

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