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梅雨でも楽しく!雨の日ドライブを快適にするコツと湿気対策

やっさん|クルマ好きの味方車系インスタグラマー

梅雨の季節が近づいてきました。雨の日が続いたり、湿気の多いジメジメとした日には、車での外出を避けたくなってしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、雨の日でも快適にドライブを楽しむことができるんです!

この記事では、車系Instagramでフォロワー8,400人超え、ブログ「やっさん車好きの味方」を運営する現役整備士の私が、雨の日ドライブを快適にする方法を紹介します。

紹介する運転のコツや、梅雨ならではの湿気対策を活かして、雨の日でもドライブを楽しんでいただけると嬉しいです。

雨の日ドライブを快適にする運転のコツ

雨の日のドライブは、通常よりも注意が必要です。特に梅雨の季節は路面が滑りやすく、視界も悪くなりがち。以下の運転のコツを参考に、ドライブを楽しみましょう。

スピードを控えめに

雨の日は、路面が濡れて滑りやすくなり、晴れの日の4倍も事故が多いみたいです。

特に水たまりがある場合、水の抵抗でハイドロプレーニング現象が起こりやすく、タイヤが路面から浮いてしまいます。

この状況を避けるために、通常よりもスピードを落として運転することが大切です。適度なスピードの走行は、タイヤのグリップ力を保ち、急な操作にも対応しやすくなります。

車間距離を確保

雨の日は、ブレーキを踏んでから止まるまでの距離が伸びるため、車間距離を普段よりも広くとりましょう。車間距離を確保することで、前方の車が急ブレーキを踏んでも、安全に停止できます。

また、視界が悪くなる雨の日には、前方の車の動きに早く気づける余裕を持った運転が求められます。

ブレーキ操作は慎重に

雨の日のブレーキ操作は、通常以上に慎重に行いましょう。急ブレーキはタイヤがロックしてスリップの原因となるため、ゆっくりとしたブレーキ操作を心がけてください。

特にカーブや交差点では、速度を十分に落としてからブレーキをかけることで、安全に通過できます。

また、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を搭載している車でも、基本的なブレーキ操作のコツは同じです。

雨の日に役立つ車の装備

雨の日のドライブを快適にするためには、適切な車の装備が重要です。紹介したい雨の日に役立つ装備は以下のとおりです。

  • ワイパーブレード
  • 撥水コーティング
  • ドライブレコーダー

以下で詳しく説明します。

ワイパーブレード

1年に一度はワイパーブレードを交換しましょう。1年で破れることはほとんどないですが、拭きスジが出てきて視界を十分に確保できなくなるため、定期的な交換をオススメします。

新車や撥水コーティング施行車両には撥水ワイパーがおすすめです。

撥水コーティング

フロントガラスに撥水コーティングを施すと、雨水が水滴となって流れ落ちやすく、視界が格段に良くなります。

撥水コーティングは、市販のコーティング剤を使用することも可能です。可能であればガラス研磨材を使って油膜を十分に除去してから撥水コートを塗りましょう。

撥水コーティング剤を塗布した後は、数時間乾かしてから、マイクロファイバーのクロスなどでしっかりと吹き上げましょう。

ドライブレコーダー

最近では装着するのがもはや当たり前のようになってますが、ドライブレコーダーの設置もおすすめです。万が一の事故やトラブルが発生した際に、ドライブレコーダーの映像が証拠となります。

特に視界が悪い雨の日には、ドライブレコーダーの映像が大きな助けになります。

べたっとする湿気への対策

雨の日のドライブでは、車内の湿気対策も重要です。車内がジメジメすると、不快感が増し、快適なドライブになりません。車内の湿気対策について見ていきましょう。

エアコンの除湿機能

冷房モード(A/C)を活用して、湿気を効果的に取り除くことができます。特に、雨の日には窓を開けられないため、エアコンにより湿気をコントロールしましょう。

除湿剤の活用

車内に置ける除湿剤を活用することで、湿気を吸収し、快適な環境を保てます。除湿剤は、市販のもので手軽に湿気対策が可能です。特に梅雨の季節にはおすすめです。

消臭スプレーの使用

湿気が多いと、車内に嫌な臭いがこもりがちです。消臭スプレーを使用することで、湿気による嫌な臭いを防ぎ、車内を快適に保てます。

特に、エアコンフィルターやシート周りにスプレーすることで、効果的に消臭できるでしょう。

梅雨の季節に備える車のチェックポイント

梅雨の季節に備えて、車の点検やメンテナンスを行うことも重要です。特に、安全運転を確保するためのチェックポイントを紹介します。

タイヤの溝

雨の日の安全運転には、タイヤの状態が非常に重要です。タイヤの溝が十分に残っているかを確認し、必要なら交換しましょう。

溝が半分以下になったタイヤは、排水性能が半分以下になると言われていて非常に滑りやすくなり、事故のリスクが高まります。

ウエットグリップ性能の雨に強いタイヤを選ぶとウエットグリップ力が強くなり、制動距離も短くなります。

タイヤの空気圧

意外と空気圧も大事です。空気が少なすぎるのもよくないですが、多すぎにも注意してください。

特に普段から高めに入れている方は、夏は空気が膨張するので、思ってる以上に高くなりがちです。空気が多すぎると設置面積が少なくなり、本来のタイヤの排水性能を生かせないこともあります。

ライト

視界が悪くなる雨の日に備え、ヘッドライトやテールランプの点検も重要です。ライトの点灯状態や明るさを確認し、不具合があれば早めに修理しましょう。特に夜間のドライブでは、視界を確保するために重要です。

最近はLEDランプが主流になってきて、少し前のハロゲンライトの車も交換可能なのでチェックしてみてください。

まとめ

梅雨の季節でも、適切な準備と対策を行えば、雨の日のドライブを快適に楽しめます。安全運転のポイントや車の装備、車内の湿気対策を参考にして、快適なドライブを楽しんでもらえると嬉しいです。

車系インスタグラマー

某自動車メーカーの整備専門学校を卒業後、整備士、フロントマンとして活躍、その後、もっと車を「見て、乗って、ワクワクする」をコンセプトにSNSやブログメディアにて発信をしています。

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