福岡市南区の旬な情報を発信中！　号外NETライターのいもひこです。

今回は、筑紫丘にある「純真短期大学」の学生募集停止の話題です。

筑紫丘の「純真短期大学」が、3月19日に「2025年度以降の学生募集停止」を発表し、驚いた方も多いのではないでしょうか。

純真短期大学　2025年度以降の学生募集停止を発表

「純真短期大学」は、2024年3月「2025年度以降の学生募集停止」を発表。

メディアの情報によると、2024年度の入学生が卒業する2026年春に閉校するそうです。気になる理由としては「4年制大学志向の強まりなどで、志願者・入学者の減少が続いており、今回の学生募集停止の決断に至った」と発表されています。

純真短期大学は、福岡市初の短期大学だった

「純真短期大学」が「福岡市で初めての女子短大」という事を筆者は知りませんでした。そんな歴史的な学校が福岡市南区にあったとは。気になったので調べてみました。

戦後間もない時代での急激な経済発展の一方、高等教育機関の整備は立ち後れている状況だったようですが、創立者の福田昌子氏による「気品・知性・奉仕の精神を備えた女性こそが、新しい日本の基盤になる」という理念の下、1957年（昭和32年）に「純真女子短期大学」を開学されたそうです。

その後は2007年（平成19年）に男女共学の「純真短期大学」となり、現在に至ります。

就職活動や今後の支援体制は？ 気になるそのほかの質問など

公式サイトに「純真短期大学　2025（令和７）年度以降の学生募集停止について」の内容が、掲載されています。そのほか「学生募集を停止の理由」や「この時期の発表理由」なども明確に書かれていました。

「今回の募集停止の発表で入学に迷いが生じている。入学手続き期限を過ぎての対応は可能か」などの質問Q＆A集も掲載されているので、興味のある方はご覧下さい。

少子高齢化による教育機関の統廃合は不可避

南区の、しかも歴史ある短期大学が2026年春に閉校してしまうということで、寂しいものですね…。

しかしながら、今後 教育機関の廃止や統合は、少子高齢化が無くならない限り不可避とも言われています。文教地区として知られる福岡市南区にも、大学や短期大学・高校などが多数あるので、今後どうなっていくのかも気になるところです。

また新しい情報が分かり次第お知らせします。

純真短期大学

住所：福岡市南区筑紫丘1-1-1

公式ホームページ：純真短期大学