なぜ財務省は、国の借金1029兆円を国民一人あたり811万円に換算するのか?
KNNポール神田です!
毎年、この時期になると、財務省の発表に、なぜ財務省は、国の借金1029兆円を国民一人あたり811万円に換算するのか?と疑問を抱かざるをえない。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20130813-00027243/
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20141211-00041420/
ボクの自論だが、国民一人あたりで計算するのではなく、'''財政支出を決めている国会議員の一人当たりで計算すべきだと思う。
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衆議院は475人(小選挙区295人・比例代表180人)
参議院は242人(選挙区146人・比例代表96人)
国会議員の合計717人
国会議員の皆さんが、これらの国の予算を決めているのだから717名で換算すべきではないだろうか?すると、国会議員の責任がいかに多大かということがよくわかる。
本日発表の1029兆円の借金は、
国会議員1人あたり、1兆4,351億円となる。
国政選挙で、議員を選ぶ時には、一票に1.4兆円を託す思いで選ばなければならない。
むしろ、国債(国庫債券)は日本国が発行する債権であり、国民が日本国の主権者であると考えると、国民は政府に対して、1人あたり811万円の貸しがあると考えることもできるだろう。
債権者である国民に対し、債務者扱いした発表を繰り返す、財務省の論理思考を変えない限り、日本の借金は増え続けるだろう。