【神戸市】神戸の街角で日々の平穏と世界平和を祈る。そんな時間に巡り合えた神戸まつり前日。
例年5月に開催されている「神戸まつり」ですが、2024年は国際的なスポーツイベント「神戸2024年世界パラ陸上競技選手権大会」が神戸で開催されるため、今年は4月21日(日)の開催となりました。
午前中から小雨がぱらつく中ではありましたが、神戸の恒例の春イベント、たくさんの方が足を運ばれたようです。
◆前日の神戸まつり開催場所の様子は?
前日の4月20日、春の気持ちの良い空気の中、会場の一つである旧居留地周辺を歩いてみました。
こちらでは神戸朝日ビル1階ピロティでJazz Stageが開催。
旧居留地のオシャレな街並みとジャズの音色が融合して、きっと特別な空間になったことかと思われます。
◆まちかどコンサートに遭遇!
そんな中、素敵な演奏が聞こえてきました!
偶然にもまちかどコンサートに遭遇です♪
場所は三井住友銀行神戸本部ビル前、普段ストリートピアノが置いてあるところです。
すでに多くのギャラリーがいらっしゃいました。
“神戸まつりといえばサンバ、サンバといえば情熱、情熱といえば情熱大陸”とのMCのあと、ピアノやクラリネットと共にあまりなじみのない楽器、揚琴やパーカッションの演奏が始まり、会場は手拍子と共に大盛り上がりでした!
こちらが今回使用されたパーカッション。
揚琴は名前を聞くのも、見るのも初めて。木目の彫りが中国らしくとても美しい楽器でした。中国の伝統的な打弦楽器の一種だそうです。
最後は世界平和を願った「アメージンググレース」で今回のまちかどコンサートは締めくくられました。
コロナ禍では3年連続で神戸まつりの開催が見送られました。またこうして神戸まつりを楽しみにできるのも日本が平和であり、神戸が平穏であってこそ。そんな感謝の気持ちを忘れてはいけないと感じた春の一日でした。
◆2025年以降、神戸まつりに変更有り
先日、2025年の神戸まつりのメイン会場をメリケンパークなどのウォーターフロントエリアに移すと発表がありました。
理由としては、三宮再開発の工事が本格化するため。
市によると工事で歩道や地下道に影響が及ぶ可能性があり、観客の安全を確保するためと説明しています。
新会場でのパレードの有無、2026年以降の開催場所は未定とのことです。
フラワーロードといえば、サンバチームをはじめとする様々な団体が、祭りを盛り上げてくれる象徴的な場所です。
ここでのパレードが無くなることを寂しく思う方も多いと思われます…
でもそれ以上に、私達神戸市民は「BE KOBE~変わる神戸三宮」に期待を寄せています!
進化する神戸まつり、ぜひ楽しみにしたいと思います。