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人気が衰えないのはなぜ?「約30年間ずっと1位」街路樹に隠れた老舗の「酸っぱくない浅煎り珈琲」藤沢市

ころんころライター(藤沢市)

小田急江ノ島線「本鵠沼駅」より徒歩8分。『スズキヤ 鵠沼店』の斜め向かいのマンション1階に、来年で創業30周年を迎える『珈琲豆専門店イースト』があります。

通り沿いに面した路面店ですが、店頭に街路樹が植えられているため、車だとうっかり通り過ぎてしまうこともある隠れ家的な雰囲気(筆者の友人はお店の存在にすら気づいていない人も)。

珈琲の香りを感じながらお店のドアを開けると…

木のぬくもりを感じるカウンターの後ろに、ずらりと並ぶ20種類ほどの珈琲豆が客を出迎えます。昭和世代が不思議と心安らぐクラシカルな雰囲気も魅力ですよね。

「近年、浅煎りの珈琲豆を扱うお店がすごく増えたよね。うちは30年前からずっと浅煎り珈琲豆専門店だけど」と笑うのは、店主の畠山さん。

都内に持つ焙煎所で、生豆の状態やその日の気温・湿度などを見極めながら微妙に火加減や焙煎時間を調整し、低温でじっくりと時間をかけてていねいに浅煎りの豆を焙煎しています。同店を始める前から珈琲豆に携わってきた畠山さん。この道一筋40年にもなるのだとか。

お店の人気商品は…

◆「イーストオリジナルブレンド(100g540円)」
30年間変わらぬ味を守り続けてきた、4種の豆を使うオリジナルブレンド
◆「甘みブレンド(100g430円)」
口の中で広がる甘味を感じられるブレンド
◆「酸味ブレンド(100g430円)」
口の中に広がる酸味とほのかな苦味を感じられるブレンド
◆「苦みブレンド(100g430円)」
すっきりとした苦味を味わえるブレンド

など。

ストレートの「グアテマラ(100g540円)」「ブラジル(100g540円)」「コロンビア(100g540円)」などだけでなく、“初めて珈琲豆を買う人や来店する人にもわかりやすいブレンド商品”が人気とのこと(今どき100g400円台も珍しい!)。

予算と好みを伝えれば、ギフト用の詰め合わせも作ってもらえます。

珈琲豆の販売と合わせて「喫茶メニュー」も用意。

「珈琲しかないけどね」と言う畠山さんですが、畠山さんが淹れてくれるその1杯が格別。

「珈琲豆専門店に行ったら、まずお店の『オリジナルブレンド』を試してみて。その店の味がわかるから」と「イーストオリジナルブレンド(420円)」を淹れてくれました。

開店当初から約30年続く1番人気という「イーストオリジナルブレンド」は、甘味・苦味・酸味の絶妙な調和が特徴。浅煎りとは思えないほどしっかりとした深みとコクがあり、後味がすっきりしています。「浅煎り」=「酸味が強い」というイメージを払拭する1杯で、時代を超えて多くの人に愛される味わいです。

補足情報ですが、大学で経営心理学を教える先生でもある畠山さん。ここだけでしかできない深~い珈琲談義も『珈琲豆専門店イースト』の大きな魅力のひとつ。実は過去に別の媒体で取材している筆者ですが、今回も時間を忘れていろいろとお話をうかがいました。笑

今どきのオシャレなカフェで、スマホを眺めながら、またPC作業をしながらの1杯もいいけれど、30年変わらぬ味を守り続ける珈琲豆専門店で“珈琲とだけ向かい合う時間”を過ごすシンプルな習慣を作るのもおススメです。

お気に入りの浅煎り珈琲豆を探しに、ぜひ『珈琲豆専門店イースト』を訪れてみませんか?

※お店の最新情報やセール情報は、公式 Instagram(外部リンク)で配信されます。フォローのうえチェックを。

基本情報
店名:珈琲豆専門店イースト(Rettyページ
住所:藤沢市本鵠沼3丁目12-29ヴィラハイツ101
アクセス:小田急江ノ島線「本鵠沼駅」より徒歩8分
電話:0466-37-1151
駐車場:有り
※ジャンル コーヒー専門店 喫茶店 カフェ
※PayPay決済対応

公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク)
公式 Facebook(外部リンク)
※詳細は『珈琲豆専門店イースト』の公式サイトをご確認ください。

取材・撮影・校正協力 珈琲豆専門店イースト 畠山様
※珈琲豆専門店イースト様のご協力により、撮影用商品を無償でご提供いただきました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所近く。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※「毎週日曜の20時10分」に約1週間分の記事をまとめてお届けする「LINEでの配信」がスタートしました。ご登録いただくと藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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