【みやま市】圧巻の「黄金の美」! 瀬高町の「長田の大銀杏」が見ごろを迎えています♪
2023年11月もいよいよ下旬となりました! みやまの秋冬の風物詩「長田の大銀杏」が見ごろを迎えています♪
瀬高町長田にある老松神社は、学問、文化芸術の神様として知られる菅原道真公をお祀りしている神社です。社名は、太宰府天満宮の境内にあり、菅原道真公のご両親をお祀りしている「老松社」に由来するといわれています。
境内にある樹齢400年とされる巨大な銀杏は「長田の大銀杏」として親しまれ、福岡県の県指定文化財の天然記念物にも指定されています。
大銀杏の根元は1本で幹は7本に分かれており、高さ27m・幹回り11mと県内最大級とされています。
毎年、大銀杏の葉が黄色く色づく11月下旬になると、その美しい光景を愛でて写真に収めるべく県内外から多くの人びとが老松神社を訪れます。
また、落葉して地面の上に折り重なる大銀杏の葉は黄金の絨毯のようにも見え、こちらも見どころです。
長田の大銀杏のすぐ近くには長田鉱泉場があります。矢部川沿いに広がる船小屋地域には、古くから炭酸成分を含んだ鉱泉(湧き水)が湧いていました。この鉱泉は浴したり飲んだりすることで「さまざまな病に効く」と評判を呼んでいたことから、明治時代には大規模な開発が行われ「船小屋温泉」として大いに賑わいました。
長田鉱泉場では、炭酸泉を汲んで持ち帰ることができます(有料:6リットル20円、30リットル100円です)。 炭酸水を飲むことで慢性消化器病や慢性便秘、貧血などに効果があるとされています。このため、県内外から多くの人々が鉱泉を汲みに訪れます。
近くにある売店「長田鉱泉場ふれあい館」では、仕込み水の一部に鉱泉水を使用したご当地コーラ「コガコーラ」や足湯などを楽しむことができます。
お店では、可愛い看板ネコちゃんもお出迎えしてくれます♪
長田鉱泉場ふれあい館の先には、みやまで唯一の羊羹専門店「田中羊羹本舗」もあります。
田中羊羹本舗の歴史は古く、現在は三代目の店主さんが伝統の羊羹の味を守っています。外はシャリシャリ中はしっとりの昔ながらの懐かしい味のファンも多く、週末は鉱泉を汲みに来た人たちで賑わっています♪
11月下旬から12月上旬に向けて見ごろを迎える長田の大銀杏。紅葉とはまた違った美しさのみやまの秋冬の風物詩を、ゆっくり眺めてみませんか♪
●老松神社●
〒835-0007 福岡県みやま市瀬高町長田1898−1