【京都府長岡京市】大雨の中、お輿入れ行列巡行のガラシャ祭に15000人が来場 まさかの入籍発表に祝福
「長岡京ガラシャ祭」のハイライト、約400年前に織田信長のすすめにより、細川氏に嫁いできた明智光秀の娘 「玉」の輿入れの様子を再現する「お輿入れ行列」を中心として、「歴史文化行列」「町衆祝行列」などが2022年11月13日(日)に行われました。
当日は、天気予報通り雨、しかも行列出発の12時ぎりぎりまで、長岡京ガラシャ祭実行委員会で巡行中止か否かが検討されましたが、参加者らの熱意にも押されて開催を決定しました。大雨の中でしたが、主催者発表で15,000人が来場しました。
歴史考証をした細川ガラシャや忠興始め、本格的な時代衣装に身を包み、薄いビニールを被った市民、市や協賛団体関係者らが中央広場会場から長岡天満宮、アゼリア通りを抜けて、市役所前、JR長岡京駅前会場、勝竜寺城公園へと歩を進めます。進むにつれて雨足が強くなる大変な巡行となりましたが、 参加者らは元気よく明るい笑顔で行列を進行しました。
忠興と玉(ガラシャ)の婚礼の儀では、今年のヒロインの玉と夫の忠興役、遠距離恋愛を続けてきた長岡京市一文橋在住の栗栖加奈さん(28歳)と愛知県在住の金井大弥さん(30歳)から、「何よりの記念になりました」と、まさかのこの日の入籍発表に会場全体が大きな拍手に包まれました。
明智光秀の妻煕子役の魚村映子さんと清原マリア役の魚村満紀さんは、当選者のキャンセルによる繰り上がりもあって、親子参加となりました。
中央広場会場(中央公民館)と勝竜寺城公園では、「楽市楽座」と「食の京都」がコラボ。クロワッサンとサンドイッチのNew Bird、パライソクレープ、クロッフルのcafe siskoti、純米大吟醸ガラシャの夢の多貝商店、ワインと旬の創作フレンチ洋菜鈴木など長岡京市の人気店始め、近隣から50近い飲食ブースが集結しました。
バンビオ会場では、フリーマーケットや神足商店会主催の抽選会、飲食ブースなどが出されました。各会場で、市民ステージやLOCAL CONNET スペシャルライブや長岡京なるこ踊り総踊り。長岡京おもてなしつつじの演武、長岡京市のゆるきゃら「お玉ちゃん」とのじゃんけん大会など盛りだくさんのステージが繰り広げられました。
長岡京ガラシャ祭実行委員会(外部リンク)事務局(長岡京市役所市民協同部自治振興室自治振興係内、外部リンク) 長岡京市開田1丁目1番1号 075ー955-1299まで。