【葛飾区】花に彩られた柴又帝釈天の庭園!春の「邃渓園」でゆったりと美しい景色を満喫
都内でも有数の観光名所の柴又帝釈天。参拝客でにぎやかな帝釈堂の奥には、端正な庭園の「邃渓園(すいけいえん)」が広がっています。
現在は園内のあちこちで花々が咲き誇り、うっとりするような華やかさです!
柴又帝釈天の正式名所は経栄山題経寺。お詣りの人々でにぎわう帝釈堂の手前には、寅さんも産湯をつかったという御神水があります。
その横では現在、朱赤のツツジが満開になっており、由緒ある御神水の手水舎に彩りを添えています。
帝釈堂と本堂の間の回廊をくぐり、奥へ進むと庭園の入口があります。入母屋造の重厚な建物「大客殿」の前に広がる庭が、邃渓園です。
入場料は大人400円・子ども(小中学生)200円。その価値が十分にある、風情のある池泉式庭園です。
靴を脱いで大客殿に入ると、緋毛氈が敷かれた広縁が伸びています。
目の前には池を配した庭園が広がっており、落ち着いたたたずまい。優雅な気分で、緑と水が調和する庭を眺めることができます。
現在は数々の春の花が庭園に彩りを添えています。
広縁に沿って並ぶ、丸く刈り込まれたツツジは、庭に灯る明かりのようです。
白いハナミズキや、華やかなシャクナゲも満開です。池のほとりでは藤が水面に雅な姿を映しています。
庭園のあちこちで、はっとするほど美しい花々に出会えます。
庭園には屋根の付いた回廊がぐるりと張りめぐらされており、様々な角度から、緑と水に映える花を鑑賞することができます。
庭に降りることはできませんが、雨天の日でも濡れずに庭の美しさを堪能できるのが、邃渓園の魅力のひとつです。
邃渓園のチケットは「帝釈堂彫刻ギャラリー」の鑑賞もセットになっています。
帝釈堂内殿の壁を覆い尽くす、「法華経」の説話を刻んだ装飾彫刻に圧倒されます。こちらもお見逃しなく!
鮮やかな花々で彩られ、美しさを増している春の邃渓園。見どころがたっぷりです。
柴又帝釈天へお詣りの際には、ぜひ足を運んでくださいね。
名称: 邃渓園
住所: 東京都葛飾区柴又7-10-3
電話: 03-3657-2886 題経寺
開園時間: 9:00~17:00(16:30に受付終了)
定休日: 無休 (12月28日~1月3日は庭園のみ閉園)
料金: 帝釈堂彫刻ギャラリーと共通で、大人400円、子ども(小中学生)200円
アクセス: 京成金町線 柴又駅から徒歩約3分
公式HP http://www.taishakuten.or.jp/