オリムピック新作バスロッド「21ヴェローチェUX」!1万円台、SiC-Sガイド+4軸カーボンで隙なし
こんにちは、バス釣りブロガーのikahimeです。今回は新製品情報で、オリムピックの新作バスロッド「21ヴェローチェUX」をご紹介していきます。
シマノゾディアスやダイワ ブレイゾンと真っ向勝負の価格帯。その辺を検討しているアングラーなら絶対気になるモデルに仕上がっています!
オリムピック 21ヴェローチェUX
こちらが2021年6月発売予定のオリムピック 21ヴェローチェUXです。
(21GVELUS-64L、21GVELUS-611H-PF、21GVELUS-742M:2021年7月以降発売予定)
オリムピック(OLYMPIC)とは
ブランクス性能と品質に徹底的にこだわった老舗ロッドブランドで、国内にわずか数社の「自社で製造を行うロッドメーカー」のうちの一社。
和歌山県すさみ町に4000坪の広大な工場を所有。あらゆるジャンルのロッドを生産、販売しています。
既存のオリムピックバスロッドのラインナップとしては、
- ヴィゴーレ(フラッグシップ)
- ヴェローチェRV
- ヴェローチェNeo
の3モデル。ヴェローチェRVとヴェローチェNeoについても、定価は2万円前後で十分コストパフォーマンスの高いモデルなのですが、今回さらに低価格帯のヴェローチェUXが追加された形になります。
全番手ステンレスSiC-Sガイド採用
「21ヴェローチェUX」には、全番手でステンレスSiC-Sガイドが採用されています。
SiC-Sガイドは、SiCガイドの形状を見直し、軽量化かつ滑りの良さを追求したガイドです。
この価格帯のロッドはアルコナイトリングなどを採用してコストダウンしているモデルもありますので、高性能なSiC-Sリングの採用は嬉しいポイントです。
実は、ロッドの価格におけるガイド&ガイドリングのウェイトは非常に大きいのです。高級ロッドがなぜ高いのか?というとガイド関係に高額なパーツを奢っているから。そこを安易にコストダウンせず、なおかつ低価格を実現したヴェローチェUXはコスパに優れているという事です。
ブランクスも超進化!グラファイトクロスLVを採用
「21ヴェローチェUX」は、グラファイトクロスLVと呼ばれるブランクスを採用。「ヴェローチェRV」で使われているグラファイトクロスをより進化させたものです。
これはカーボンの織り方に関する技術ですね。
単一方向性繊維よりもねじれや潰れに対する強度を強く、さらに軽量化を両立する技術です。
グリップ
グリップは耐久性に優れたEVAを採用。(もちろん、コルクに比べて安価という理由もあると思います)
リールシート
リールシートはベイトモデルはECSリールシート(74XはTCSリールシート)を採用。
スピニングモデルはVSSリールシートを採用しています。
ジョイント部分
2ピースモデルのジョイント部はフェルール(逆並継)を採用。ワンピースロッドのようなスムースなベンディングカーブを実現。
74Xは持ち運びに便利なグリップジョイント方式です。
モデルラインナップ
※機種ごとの特徴はルアーニュースRさんの記事を参考にさせていただきました。
ベイト
- 21GVELUC-65ML・・・巻きモノ系ロッド。クランキングからミノー、ジャークベイトなどに。
- 21GVELUC-69MH・・・重ための巻き物(スイムジグやスイムベイト)やジグの釣りなど。
- 21GVELUC-610M・・・バーサタイルなMクラス。オカッパリこれ一本!なスタンダードロッド。ファストムービング系(クランクベイトなど)が得意。
- 21GVELUC-70H・・・カバー撃ち向け。ジグテキサスなどでカバーから引き剥がす釣りに。
- 21GVELUC-74X・・・MAX3ozまでのビッグベイトロッド。また、パンチングやヘビキャロなどの高負荷な釣りに。
スピニング
- 21GVELUS-64L・・・ライトバーサタイルなスピングロッド。
- 21GVELUS-610ML・・・シャッドなどハードベイト対応したスピニングロッド。長めレングスを生かした飛距離も○。
- 21GVELUS-611H-PF・・・パワーフィネスに特化したモデル。お試しでパワーフィネスに取り組みたい。という中級アングラーにもおすすめ。
- 21GVELUS-742M・・・1/2ozまで対応した固め&長めのスピニングロッド。ノーシンカーワーム遠投やメタルバイブなど。
オリムピック 21ヴェローチェUXまとめ
機種ラインナップはシマノ、ダイワに比べて少なめですが、撃ちから巻きまでツボを抑えたラインナップになっています。
また、PF(パワーフィネス)やビッグベイトなど登板頻度が少なめなロッドがリーズナブルに入手できるのは嬉しいですね。
発売を楽しみに待ちましょう!