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やっぱりロハスだ延長11回に37号決勝2ラン 3年連続の100打点に到達<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
メル・ロハス(写真:kt wiz/初報から差し替え)

9日の韓国KBOリーグは1試合が雨で中止。ダブルヘッダーを含む5試合が行われました。

4位トゥサンベアーズと、トゥサンを1ゲーム差で追う5位KTウィズの対戦は、2-2で延長戦に突入。

KTは11回表、無死一塁で打席にはこの日ノーヒットの3番メル・ロハス選手が入りました。

ロハス選手はトゥサンの6番手クォン・フィ投手に対し、ファールの後の2球目、甘く入ったフォークボールを豪快にスイング。打球はバックスクリーンの右に深々と飛び込む勝ち越し2ランとなりました。

ロハス選手はホームラン王争いを独走する37号。打点も3年連続となる3ケタに到達しました。

試合は4-2でKTが勝利し、トゥサンと同率の4位に並んでいます。トゥサンの連勝は3でストップです。

◆「海外でプレーするプロ志望者のトライアウト実施」

ドラフトを前に、海外でプレーしKBO入りを希望する選手、また国内野球部を中退したなどの選手向けのスカウトへのアピールの場、「KBO新人ドラフトトライアウト」が行われました。

参加者8名のうち、日本関連では流通経済大4年のアン・ジュンファン外野手、兵庫ブルーサンダースでのプレー経験があるクォン・ヒョンウ内野手、高知ファイティングドッグスでプレーしたソン・サンミン外野手が参加しました。

昨年のトライアウトには安田権守(アン・グォンス)選手が参加し、ドラフトでトゥサンに指名されています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

コヤンヒーローズ(キウム2軍)との2軍戦は、グラウンドコンディション不良で中止でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が5試合の結果です。

◇9月9日(水)の結果

・トゥサン 2- 4 KT(チャムシル)

 勝:チョ ヒョンウ

 敗:クォン フィ

・SK 4- 13 キウム(インチョン)

 勝:チョ ヨンゴン

 敗:ペク スンゴン

・サムスン 4- 4 ハンファ(テグ)

 ダブルヘッダー第1試合

 勝:

 敗:

・サムソン 0- 7 ハンファ(テグ)

 ダブルヘッダー第2試合

 勝:キム ジンウク

 敗:ウォン テイン

・KIA 中 止 LG(クァンジュ)

 勝:

 敗:

・NC 5- 7 ロッテ(チャンウォン)

 勝:キム ウォンジュン

 敗:ウォン ジョンヒョン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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