夫婦・家族間でインテリアの趣味が合わない…そういう時はこうする!
夫婦で意見が合わないから、結局インテリアを楽しめない…
そのような悩みはないでしょうか。
いくら仲のいい夫婦でも
血のつながった家族でも
インテリアの趣味が合うことってなかなかないですよね。
でもリビングは一つしかありません。
一向に折り合いがつかず
困っている人もけっこういると思います。
そこで今回はそんなシーンを解決する
一つのアイデアを紹介します。
相手を説得する方法とかではなく
コーディネーター目線でのアイデアなので
ぜひ参考にしてください。
折り合いをつけるポイントは…床!
- ママと娘はオシャレなカフェみたいなインテリアが好き
- パパはそこまでインテリアに興味はなくシンプルで明るいお部屋が好き
こんな感じだと家具を買うこともできず
一向にインテリアを楽しむことはできません。
そういう時は両方が納得のいくインテリアを上手く分けて作っていくのがポイント!
そのポイントは床、そして行動範囲です。
例…
ママはキッチンにいることが多く、ダイニングに座ってスマホを見たり雑誌を読んだり、
主にダイニングキッチンにいることが多い
娘はママと世間話をすることが多いので、必然的にダイニングチェアに座ることが多い
パパはリビングのソファで寝転がってテレビを見ていることが多く、スマホや飲み物などをソファの近くに置いてあまり動かない
こういった3人家族なら
ダイニングキッチンはママと娘の趣味に合わせる
リビングはパパの趣味に合わせる
という選択をしてみます。
さらにポイントは
両方とも「床色」に合ったインテリアにすること。
今回は濃いめのフローリングなので
ダイニングキッチンはちょっとダークでオシャレなカフェ風、
リビングは濃いめの床とメリハリの効く
ホワイトを中心とした明るいシンプルモダンなインテリア、
という感じにすればいけそうですよね!
問題はそれらが上手く融合するのかですけど
壁で仕切られていて
さらにあるポイントに気を付ければ問題なく馴染んでくれます。
ダイニングはカフェ風、リビングはシンプルに!
↑ こちらのダイニングはママと娘の趣味である
カフェ風にします。
今回はしっかりテイスト感を出し
お互いが上手く融合するかを見るため
壁紙もDIYで張り替えるイメージです。
↑ 完成がこちらですね。
全体的にダークでしっとりした雰囲気が特徴で
キッチンにいるママと
ダイニングに座る娘が会話しているシーンが思い浮かびます。
ただこちらはパパの趣味ではないですよね。
明るくてシンプルなのが好みなので、ちょっと落ち着かないかもしれません。
なので今度はリビングをパパの趣味にしていきます。
↑ リビングはこちら。
壁とドアで仕切られているので
テイストが変わっても違和感が出にくくなります。
和室へと続くドアは閉めて壁とみなします。
↑ パパの趣味に合わせて作ったリビングがこちら。
シンプルで明るい印象が強いですよね。
インテリアにそこまで興味がないパパもリラックスして過ごせるのではと思います。
今度は逆にママと娘が好みじゃないかもしれません。
でもちゃんと3人が座れるようにすることで家族が集まることができ、
ちょっとずつ好みとは違うものの、
この程度ならお互いが妥協しながら気持ちよく過ごすことができそうです。
さらにこの二つのインテリア、実はある共通点があります。
よく見るとカーテンが同じですよね。
そして壁で仕切られていますが床も同じです。
カーテンと床が同じ
なおかつどちらもインテリアに合っているので
- 同じ住まいにあっても問題なし
- 独立して見ても問題なし
という状態になっています。
このような感じで
床やカーテンなどの共通点を出しつつ壁で仕切られていれば
隣り同士で別のテイストでもそんなに違和感は出てきません。
ヘタに
二つのテイストを融合させて…
などと考えるより
よっぽどまとまり感のある住まいになりますよ!
まとめ
今回は夫婦や家族間で趣味が合わないシーンを想定してみました。
YouTubeの動画内では同時に見える視点でも紹介しているので
ぜひ合わせて参考にしてくださいね!