“関西エリアで一番高いビル”として知られる「あべのハルカス」。観光スポットやオフィスビルとしての役割だけでなく、同ビル内には、ショッピングやグルメを楽しめる百貨店も入居しています。そして、あべのハルカスのある天王寺・阿倍野エリアへ買い物に訪れる大阪マダムたち御用達のお店が、ビルの地下2階にある「あべのカツサンドパーラー ロマン亭」さん。食べごたえ抜群な絶品カツサンドを提供する専門店は、実はスイーツにも定評がある嬉しいお店でした♪

「あべのカツサンドパーラー ロマン亭」ってどんなお店？

「あべのカツサンドパーラー ロマン亭」さんが営業しているのは、あべのハルカス近鉄本店ウイング館地下2階の角地。お店のすぐそばには近鉄線大阪阿倍野駅中改札へ続く出入口があり、駅の改札からほぼ直結という好立地はイートイン時、テイクアウト時の両方でとても都合が良いことでしょう。

大正ロマンをイメージした店内の装飾にはどことなくラグジュアリー感があり、レトロで高級感のある喫茶店を彷彿させる居心地の良い雰囲気は、ショッピングの合間にふらっと休憩しに立ち寄るのにもちょうど良いのではないでしょうか。

カジュアルに楽しめるアフタヌーンティー＆スイーツ

14時から提供されている「アフタヌーンティーセット」は、ハーフサイズのタマゴサンドを主役に、任意の自家製スイーツ1点とドリンクがついた贅沢なひと皿。今回スイーツは「濃い抹茶ババロア」、ドリンクは「赤ぶどうジュース」を選びました。

ミルフィーユのように何層にも重ねられたタマゴサンドは、まろやかな卵の味わいをしっかりと感じることができるひと品。素材の美味しさを楽しめるように、サンドイッチに使われているタマゴサラダはあえて薄味に仕立てています。お好みで卓上にあるピンクソルトをトッピングすると味がより濃くなり、さらり美味しくサンドイッチを楽しむことができますよ！

自社農園の茶畑で育てた無農薬の茶葉をたっぷりと使用した「濃い抹茶ババロア」は、ほろ苦い抹茶の風味が鼻に抜ける、お茶好きにはたまらない大人好みのスイーツです♪

単品オーダーでも人気が高い「薩摩赤玉プリン」には、鹿児島県産のブランド卵「薩摩赤玉」を使用。懐かしい味わいの中に濃厚な卵の味わいをしっかりと味わうことができるお店自慢のひと品です。こちらのプリンもアフタヌーンティーセットのスイーツとして選ぶことができるので、プリンが好きな方はぜひこちらの商品にも注目してみてくださいね！

自慢のヘレカツサンドは5種類から選べる

お店の看板商品・カツサンドは、同店では「ヘレカツサンド」という名称で販売されています。その名前が表す通り、サンドイッチの主役となるトンカツにはこだわりの完熟豚ヒレ（ヘレ）肉を使用。脂身が少なくとてもやわらかいため、脂っこいものが苦手な方でも抵抗なく食べることができるところがポイントです。定番はデミグラスソースを使ったヘレカツサンドですが、お好みでカレー、チーズ、オーロラソース、ブラックペッパーをあわせたものも楽しめます。

店内で食べる場合は1種類のみ、テイクアウトの場合は1種類もしくは2種類が半量ずつ入ったハーフ＆ハーフで自慢のヘレカツサンドを楽しむことができる同店。やはり一番人気は定番の「デミグラス」ということですが、お店の方のおすすめはブラックペッパーのピリッとした刺激がくせになる「パンチ」。さわやかでスパイシーなブラックペッパーの香りや味わいは、デミグラスとポークのうまみたっぷりのヘレカツサンドとよくあいます。気になるサンドイッチを食べ比べて、あなたのお気に入りを探してみてくださいね♪

「あべのカツサンドパーラー ロマン亭」の詳細情報

冷めても美味しいままのサンドイッチ

今回の取材をするにあたり、たくさんの商品を購入した筆者。さすがにその場ですべて食べきることはできなかったので、持ち帰りが可能なサンドイッチ類は取材後テイクアウト用に包んでもらいました。そのまま持ち歩きこの日の宿泊先へ到着してから改めて食べてみたのですが、タマゴサンドもヘレカツサンドもできたての状態とさほど遜色はなく、冷めた状態でも美味しくいただくことができました。お店での飲食中、サンドイッチを目当てに次々と訪れるお客さんたちの様子をなんとなく眺めていたのですが、店内が満席で座ることができなくてもずっとお客さんが絶えなかった理由をようやくここで理解できたような気がします。この記事を読んで「あべのカツサンドパーラー ロマン亭」さんのことが気になった方は、ぜひお店へ足を運んで、その美味しさを実感してみてください。