あなたはどっちが好き??かっちり楷書と大人っぽく行書 <文月>スタート!「文」を鉛筆で書いてみよう!
こんにちは!書道家の近藤はるか(春佳)です。
早いもので2021年も半分が過ぎました。7月がスタートです!7月の異名「文月(ふみづき)」。
どっちがお好き?
今回は「文」を楷書と行書で書いていきます。
楷書・・・一画一画しっかりと書く書体。一般的に使用しています。
行書・・・連続させて書く書体。速書きに適しています。
中心をしっかり!
まずは楷書の「文」から。
「文」のポイントはやはり中心をしっかり取ることです!払いのクロスするところはちょうど中心になるように書いていきましょう!また一画目を中心で、均等になるように二画目の横画を書きます。
焦らず下へ
「文」の見せ場といったら払いですね。左払いはすぐに斜めになるのではなく、まずはやや下を目指しましょう!大きな円を書くイメージです。小学生に教えるときは飛行機が離陸するよ〜と言ってます!
右払いもただスーッと抜くのではなく、メリハリです!横画よりもやや内側で一回軽く止まりましょう!そして方向を変えてスーッと!長くなり過ぎないように注意です!
連続!
では、次は行書です。
次へ次へとイメージし、連続させて書いていきます。実際の線では離れていますが、紙の上では繋がっています。
楷書と同様に払いは中心を意識しましょう!右払いの最後は方向をやや変えて止まります。
どちらでもOK!
行書は速書きに適した書体です。連続を意識して行くので収筆の形も変化します。右払いの最後は止めてもOKですし、はねてもOKです。雰囲気が変わりますね!
動画でチェック!
以上、「文」でした。
「文」は小学一年生で習う漢字です。画数が少ないのでバランスが取りにくい!って方もいらっしゃるかもしれません。一つの参考にしてもらえると嬉しいです!
今回使用した鉛筆の濃さは6Bです。
ではまた次回!!