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ポイントを知るだけであなたの字も美文字!書道家が教える「中」の書き方

春佳書道家

こんにちは!書道家の近藤はるかです。

今回は鉛筆で「中」のポイントを解説していきます。名前や住所、時期的には「お中元」で書いたりすることが多いかもしれません。ポイントを知り、意識して書くことであなたの字も変化すること間違えなしです。

まずは、書いてみてください。どんな「中」になりましたか?

悪い例

何も意識せずに書いた際、このような感じになっている人もいるのではないでしょうか?どちらもちょっと寸胴で、右のは中心がしっかりしていませんね。

では、やっていきましょう!

ポイント
①二つの縦画は内へ!
②出すところはしっかりと
③はじまりきっちり!中心スーッと。

①二つの縦画は内へ!

少し内側へ書いていきます。そうすることで引き締まった印象になります。

②出すところはしっかりと

「口」の書き方と一緒で、1画目と3画目の最後を出します。出し過ぎには注意しましょう。

③はじまりきっちり!中心スーッと。

最後の縦画は真ん中を通ります。起筆(はじまり)を少し打ち込むことで、ピシッと緊張感のある線になります。筆で書いている時と同じ感じで思ってもらえたら良いかと。これは他の文字を書くときも同様です。

行書での「中」

文字の書き方はさまざまあります。一つの参考にしてもらえると嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。また!

書道家

長崎県出身。4歳から書道を始める。東京学芸大学教育学部書道専攻卒。現在、東京を拠点に活動中。春佳書道教室主宰。高校芸術科書道講師。Instagramにて文字動画や書道作品を投稿している。古典を中心に、様々な書風の作品をつくっている。また「ふで男とゆかいな仲間たち」という書道道具をモチーフにしたイラストも書いている。

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