2位LGが敗れSSG12年ぶり4度目の1位確定 開幕10連勝から1度も首位譲らず<韓国KBOリーグ>
4日のKBOリーグは2試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。
首位SSGランダーズを3.5ゲーム差で追うLGツインズはKIAタイガースと対戦。LGは初回に4点を喫し追う展開で進み、3-8で敗戦。LGは残り5試合に全勝し、SSGが3戦全敗しても勝率で上回ることは出来ず、SSGの公式戦1位が決まった。
SSGのシーズン1位は前身のSKワイバーンズ当時の2010年以来、12年ぶり4度目。今季のSSGは開幕から10連勝。以後、一度も首位の座を譲らなかった。SSGはここまで141試合88勝49敗4分け、勝率6割4分2厘。SSGに在籍する選手でNPB経験者は、外野手のハ・ジェフン(元ヤクルト、登録名ジェフン)がいる。
KBOリーグは10チーム中、5位までポストシーズン進出権がある。4、5位が「ワイルドカード決定戦」で顔を合わせ、その勝者が3位と「準プレーオフ」、次にその勝者と2位が「プレーオフ」を戦う。1位確定のSSGは今年の優勝を決める戦い「韓国シリーズ」に直行する。
ちなみに昨季は、今季のパ・リーグ同様に2チーム(KTウィズ、サムスンライオンズ)が同率1位で公式戦が終了。翌日に1位決定戦を開催した。KBOリーグも2019年まではパ・リーグ同様に同率時の順位を「直接対決の成績」で決めていたが、20年から1位決定戦を行う規定に改正された。
昨年1位決定戦ではKTが1-0で勝利し、KTがリーグ参入7年目で初の公式戦1位となった。
(関連記事:全日程終了後の同率1位の決定戦でKTが勝利し初の1位/ロマック(元DeNA)引退)
◇10月4日(火)の結果
・LG 3 - 8 KIA(チャムシル)
勝:イ ウィリ
敗:イム チャンギュ
・KT 7 - 3 サムスン(スウォン)
勝:ベンジャミン
敗:ウォン テイン
⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)
⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)
◆「雨天中止分を9、10日に編成」
予備日の設定がなかった雨天中止の2試合が10月9日、10日に組まれた。これによりポストシーズンは最短で11日に開始。10日に試合を行うKTとNCダイノスがワイルドカード決定戦に出場の場合、1日空けた12日からポストシーズンが行われる見込みだ。
<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>
この日、トゥサンの2軍戦はなかった。
⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。