【中学生】推し活に夢中な子に効果的だった!自立心のある子に育てるために教師が実践した3つの方法
中学生の子どもが推し活に熱中しすぎると少し不安ですよね。しかし、この時期の推し活は、子どものストレス解消になったり、交友関係を広めるといったメリットもあります。今回は推し活に夢中な子供の共通点と対処方法を解説します。
推し活をする子の傾向
推し活に熱中する子どもたちには、好きなことに没頭する集中力や情報収集能力が高いという共通点があります。しかし、学業や日常生活とのバランスを崩しがちな面も。それでは、こういった子どもへはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。
1. 興味を肯定的に捉え、対話を深める
子どもの興味を否定せず、むしろその熱意を認めることで、自己肯定感を高めます。推しについて語る機会を設け、子どもの価値観や思考を理解しましょう。
効果的な声かけ例
「推しってどんな感じの人なの?」
NGな声かけ例
「そんなことより勉強しなさい!」
2. 推し活を通じて学びを広げる
推し活動を通じて得られる知識やスキルを、他の分野にも応用できるよう導きます。例えば、ファンレターを書く時に効果的に気持ちを伝えるために、文章表現を工夫したり、グッズ購入するためにお小遣いを管理したりするなどです。推し活を通して、実生活に役立つ能力を育てましょう。
効果的な声かけ例
「推しにファンレターを書く人はたくさんいるよね。推しに喜んでもらえるように、文章を工夫してみよう」
NGな声かけ例
「そんなお金の無駄遣いはダメ!」
3. 時間管理のスキルを身につけさせる
推し活と勉強や家庭でのお手伝いなど、時間の管理ができるように、子どもと一緒に考えましょう。スケジュール管理アプリの活用や、優先順位の付け方を一緒に考えることで、自己管理能力を育てましょう。
効果的な声かけ例
「推しの活動と勉強の時間、どちらも大切だね。時間を上手に管理することが大切だよ」
NGな声かけ例
「推しのことばかり考えて!勉強する時間はあるの?」
まとめ
子どもの興味を肯定的に捉え、対話を深めること、推し活を通じて学びを広げること、時間管理のスキルを身につけさせることの3点を紹介しました。これらの方法を実践することで、子どもの自立心を育てながら、親子関係も深めることができるでしょう。
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