子どもが答えを見ながら勉強しているのはダメ?それともOK?ベテラン先生の解説
子どもが宿題やテスト勉強をするとき、答えを見ながらやっていることに気づいたことはありませんか?「本当にいいの?」「自分で考えなさい!」と思ってしまうママも多いのではないでしょうか。我が家もそうでした。でも、実は答えを見ながら勉強することにもメリットがあるんです。今回は、答えを見ながら勉強することのメリットとデメリット、そしてママができる声かけのコツをご紹介します。
1.答えを見ながら勉強することのメリットとは?
答えを見ながら勉強することには、以下のようなメリットがあります。
⑴正しい知識や方法を身につけることができる。
答えを見ながら勉強することで、正しい答えや解き方を確認しながら学習できます。間違った知識や方法を覚えてしまうことを防ぐことができます。
⑵自信を持って勉強できるようになる。
答えを見ながら勉強することで、自分が正しいことをしているという確信を持てます。不安や緊張を感じずに、積極的に勉強に取り組むことができます。
⑶記憶に定着しやすくなる。
答えを見ながら勉強することで、正しい答えや解き方を繰り返し見ることになります。これにより、記憶に定着しやすくなります。また、答えを見ながら勉強した後に、自分で答えを書いてみるという復習をすると、さらに効果的です。
2.答えを見ながら勉強することのデメリットとは?
答えを見ながら勉強することには、以下のようなデメリットもあります。
⑴自分で考える力が育たない。
答えを見ながら勉強することで、自分で考えることをしなくなってしまう可能性があります。問題に対して、自分で答えを導き出す力や、論理的に考える力が養われません。
⑵応用力や創造力が低下する。
答えを見ながら勉強することで、答えが与えられた状況に慣れてしまう可能性があります。そのため、答えが与えられない状況や、新しい問題に対応する力が低下します。応用力や創造力が必要な場面で困ってしまうことになります。
⑶本当に理解しているのか分からなくなる。
答えを見ながら勉強することで、自分が正しいことをしているという錯覚に陥る可能性があります。しかし、答えを見ないで自分で解けるかどうかは別の話です。本当に理解しているのか、自分で確認することが必要です。
3.答えを見ながら勉強するときのママの声かけのコツとは?
答えを見ながら勉強することにはメリットもデメリットもあります。では、ママはどのように声かけをすればいいのでしょうか?ここでは、答えを見ながら勉強するときのママの声かけのコツをご紹介します。
⑴「答えを見ながら勉強するのはダメだ」と否定しない。
答えを見ながら勉強することにはメリットもあることを理解し、子どものやり方を否定しないでください。子どもが自分のやり方に自信を持てるように、肯定的な言葉をかけてください。例えば、「答えを見ながらやってるんだね。正しい答えや解き方を確認しながらやるのはいいことだよ。」と言ってみてください。
⑵「まず、答えを見ないでやってみよう」と挑戦させる。
答えを見ながら勉強することにはデメリットもあることを伝え、子どもに答えを見ないでやってみることを促してください。子どもが自分で考える力や応用力を育てるように、挑戦させてください。例えば、「答えを見ながらやるのもいいけど、答えを見ないでやってみるのも大事だよ。答えを見ないでやってみたら、どうなるかな?自分で考えてみよう。」と言ってみてください。
⑶「答えを見ないでやったら、どうだった?」と感想を聞く。
子どもが答えを見ないでやってみたら、その感想を聞いてください。子どもが自分の理解度や成長を感じるように、フィードバックをしてください。例えば、「答えを見ないでやったら、どうだった?難しかった?楽しかった?自分で解けたときは、どういう気持ちだった?」と言ってみてください。
まとめ
子どもが答えを見ながら勉強していることについて、ママが悩んでいることをお伝えしました。答えを見ながら勉強することにはメリットもデメリットもあります。ママは、子どものやり方を否定せずに、肯定的に声かけをして、自分で考える力や応用力を育てることをサポートしてあげてください。子どもが自信を持って勉強に取り組めるように、一緒にがんばりましょう。
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