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パドレスの1~3番はドジャースの先発投手フレアティに対し、通算で計24打数11安打、打率.458

宇根夏樹ベースボール・ライター
フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)Oct 5, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 サンディエゴ・パドレスは、ディビジョン・シリーズの第1戦を落とした。山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)を相手に、3イニングで5点を挙げながら、その後は5人のリリーバーに抑えられ、5対7で敗れた。

 第2戦の先発投手は、ドジャースがジャック・フレアティ、パドレスはダルビッシュ有だ。

 ドジャースのラインナップに並ぶ野手9人は、打順もポジションも、第1戦と変わらない。パドレスは、第1戦に「8番・一塁」のドノバン・ソラーノが外れ、デビッド・ペラルタが「8番・DH」として入った。ソラーノは右打者、ペラルタは左打者だ。ルイス・アライズの打順は1番のままだが、DH出場の第1戦と違い、第2戦は一塁を守る。

 対フレアティの通算スタッツは、以下のとおり。

筆者作成
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 1番、2番、3番に並ぶ、アライズ、フェルナンド・タティースJr.ジャリクソン・プロファーは、フレアティに対し、3人合わせて24打数11安打、打率.458を記録している。タティースJr.とプロファーは、ホームランに加え、二塁打が2本ずつなので、計11安打のうち、7本が長打だ。

 今シーズンの対フレアティは、9月25日に計8打数2安打。アライズとプロファーはどちらも3打数0安打だったが、タティースJr.は二塁打とホームランを打った。1打席目は四球だ。

 また、4番のマニー・マチャドは、対フレアティの打率こそ.250ながら、出塁率は.625と高い。四球による出塁が、16打席の半数を占める。そのなかに、敬遠四球はない。

 9月25日も、2打席とも四球。2回表は、イニングの先頭打者として出塁し、続く2人、ジャクソン・メリルの二塁打とザンダー・ボガーツのシングル・ヒットにより、ホームを踏んだ。

 サンプル数は多くないものの、マチャドの出塁の多さからすると、その後ろの打者、メリルあるいはボガーツが、第2戦のキーマンとなるかもしれない。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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