スマホオンリーの時代がくる!iOSデバイスの販売台数がWindows PCと並ぶ
iPhone、iPadなどのiOSデバイスの販売台数が、2015年6月にして初めてWindows PCの販売台数と並びました。
これはシリコンバレーのベンチャーキャピタル『アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)』社のベネディクト・エヴァンス(Benedict Evans)氏が、Twitterにて発表したものです。
グラフを見るに今月7月にはiOSデバイスの販売台数がWindowsPCを追い越すことは確実と考えられ、これでiOS・AndroidともにWindows PCの販売台数を上回ることになります(Androidデバイスは2012年3月にPCを追い越している)。
スマホオンリーの時代がやってくる
これまで企業はウェブサイトやサービスでモバイル版を先、少なくともPC版と同時に出すスマホファースト(モバイルファースト)をウェブ戦略として唱えてきましたが、これが変わります。
今後はスマホのみ、スマホしか持ってないユーザーを対象にした「スマホオンリー」の戦略が増えてきます。
すでに10代においては保有率に顕著な傾向がみられ、総務省の調べによると平成24年度から26年度にかけてスマートフォン(59.0%→88.1%)、タブレットPC(5.5%→16.5%)の保有率が大きく伸びている一方、ノート/デスクトップPC(73.4%→52.2%)は半分を切りそうになっています。
平成26年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等(※PDF)
今後はフリマアプリの『メルカリ』や『フリル』、飲み会マッチングサービスの『JOIN US(ジョイナス)』など、スマホオンリーの時代がくる――というよりすでにきています。
ユーザーはPCだけにこだわっていると、便利なサービスを体験できなくなるでしょう。