子どもの想像力を豊かにする読み聞かせの方法とは?忙しいママでも簡単にできる読み方のコツとおすすめの本
子どもに絵本を読み聞かせることは、子どもの言語能力や想像力、本への興味などを育てるだけでなく、子どもとの触れ合いやコミュニケーションにもつながります。しかし、読み聞かせを始めようと思っても、どのように読んだらよいのか分からないというパパママも多いのではないでしょうか。そこで、今回の記事では、読み聞かせの効果や大切さ、そして読み聞かせの基本とコツについて紹介します。毎日の読み聞かせを習慣にして、子どもと一緒に絵本の世界を楽しみましょう。
読み聞かせの効果と大切さ
読み聞かせには、子どもの心や頭、人間性を育むさまざまな効果があります。具体的には、以下のようなことが期待できます。
- 子どもの共感性が育まれる
- 子どもの言葉や感覚や好奇心が幅広く養われる
- 子どもの想像力が豊かになる
- 子どもが本が好きになる
- 子どもとの触れ合いにつながる
読み聞かせは、子どもにさまざまな良い影響を与えるだけでなく、親子の絆を深める機会にもなります。子どものほうから感想を話してきたり、物語の内容や登場人物について意見交換したりなど、家族で音読を楽しめるといいですね。
読み聞かせの基本とコツ
読み聞かせをするときのコツは、以下のようなことに気をつけるといいでしょう。
- 子どものペースに合わせて、絵本の選び方や読む時間を調整する
- 絵本の導入部分では、絵本の表紙や見開きページを使って、子どもに興味を持ってもらう
- 読み方に変化をつけて、声色や抑揚、間などを工夫する
- 話の途中で質問をしたり、歌を歌ったり、子どもの反応を見ながら読む
- 読み終わったら、「おしまい」と言って、子どもの感想を聞いたり、話を広げたりする
- 読み聞かせを楽しんで、子どもとの触れ合いを大切にする
読み聞かせをするときは、まず、おもちゃなどを片付けて、気持ちの切り替えをする時間を取りましょう。絵本に集中できるような環境を作り、はっきりとした声で読み聞かせてあげることにも注意してくださいね。
おすすめの絵本の紹介
読み聞かせをするときには、子どもの年齢や興味に合わせて、絵本を選ぶことが大切です。ここでは、幼児から小学生までの子どもにおすすめの絵本をいくつか紹介します。
- 『ぐりとぐら』(やまわきよしお・たしだとしこ 著、福音館書店)
- 『おおきなかぶ』(アレクセイ・トルストイ 著、福音館書店)
- 『はらぺこあおむし』(エリック・カール 著、偕成社)
- 『ねないこだれだ』(くまのとおる 著、福音館書店)
- 『ぞうくんのさんぽ』(くすのきしげのり 著、ポプラ社)
- 『ふしぎなできごと』(アーノルド・ローベル 著、福音館書店)
- 『ぼくは王さま』(ビアトリクス・ポター 著、岩波書店)
- 『ねずみくんのチーズ』(スティーブン・コスグローブ 著、偕成社)
- 『おばけのてんぷら』(なかがわちひろ 著、福音館書店)
- 『ふたりはともだち』(ヘルメ・ハイネ 著、偕成社)