羽田空港のお土産袋を見ていると、少し前から度々目にするようになった気になる名前のお土産。ずっと気になっていたので、買ってみたらとても美味しかったのでご紹介します！

”バターのいとこ”について

牛のイラストが目をひく紙袋のバターのいとこ。名前からしてとっても気になる。こちらのお菓子は、株式会社GOOD NEWSさんから販売されているスイーツでした。調べてみると名前の意味も納得の理由がありました。マーガリンなどと比べると高価なバター。その分濃厚で美味しいですが、なんと牛乳から4%しか採れないとのこと。残りの90%ほどは無脂肪乳となり、脱脂粉乳として安価に販売されているそうです。バターのいとこは、その無脂肪乳の価値を高めたいという思いから生まれた、無脂肪乳を使ったお菓子だったのです。無脂肪乳を主原料にしたスイーツだから、”バターのいとこ”という名前なんですね。インパクトもあり、しっかりとお菓子の特徴を捉えられていて、良いネーミングだなと読んでいて思ってしまいました。このお菓子のおかげで、牛乳全てに愛情を注いで使ってもらうことできるので生産者さんも嬉しいはず。

しっとりとした濃厚なサンドクッキー

さて、肝心なお菓子はというととっても濃厚で美味しい！お菓子について調べる前に食べていたので、バターがたっぷりと使われているからこんなに美味しいんだなとバター100%だと思って食べていたほどです。言われなければわからない。サイトの説明にもあるように、本当に食べると「ふわっ・シャリッ・とろっ」の３つの食感が味わえる！見た目はワッフルのようなのに柔らかくて、噛むとミルクの味がジュワッと口の中に広がるんです！3枚入りで972円と決して安くはないですが、また食べたくなる味です。抹茶味にはあんこも入っていて和菓子のようでした。おすすめはやっぱりバターの香りをしっかりと楽しむことができる、ミルク味！肝心のお菓子の写真を撮る前に食べてしまったので、詳細はバターのいとこのサイトをご覧ください。

つまみ食いできるラスク

お次は、メインにも負けない美味しさの「いとこのラスク」。バターのいとこしか知らなかったのですが、なんとまたしても素材を無駄にしないお菓子なのです。こちらは、バターのいとこを成形する時に出る、生地の切れ端を焼いてできたラスクとのこと。筒状の入れ物に入っていて、開けるまでは大きいラスクが出てくるのかと思いきや、つまみ食いにちょうど良い細かいラスクがたくさん入っていました！バターのラスクが1度開けたらすぐに食べ終えてしまうのに対し、いとこのラスクはじっくりとちょこちょこと楽しむことできますよ。今回食べたホワイトチョコ味は、ワッフル生地の周りにホワイトチョコがコーティングされていて食感も味も大満足のお菓子。少し食べると止まらなくなってしまいそうになるので、我慢して食べていました。バターのいとこだけでなく、いとこのラスクもぜひ一緒に試してみてください。

今回紹介したお菓子は、実は東京土産ではなく那須土産だったと後から知ったのですが、都内でも新幹線の停車駅や空港で販売していることから、東京土産として買う人も多いのかなという印象です。他にも新千歳空港やルクア大阪でも販売しているようなので、気になるかたはぜひ食べてみてください。素材を無駄なく全てに愛情を注いで作られた濃厚なバターの香りを楽しむことができる贅沢なスイーツ。ぜひ、バター好きなかたは那須や東京にいったら買ってみてください！